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【2024年版】日本からフランスに荷物を送る方法

2023年からHSコードの登録を推奨されるようになり、荷物配送がさらに面倒になったので、日本から荷物を送ってもらう時に注意するべきことを記録しようと思います。また、本記事は「フランスに留学中の方に対して日本から小包を送る(関税対象外)」前提で話をしていきたいと思います。時間がない方は⭐️がついている箇所を読めば記事の概要がわかります。



⭐️関税対象にならないように郵便局でするべきこと

学籍証明書

フランスに留学の家族や友人に荷物を送る場合は、原則、関税の対象外です。しかし、留学目的でフランスに滞在しているにもかかわらず税金を払うことになってしまう場合もあるので、郵便局で荷物を送る際には学籍証明書-school certification-(関税対象外であるという証明)を荷物に添付してもらってください。

内容品種別は「その他」を選択

内容品種別(後に出てます)で「その他」を選択すると、送り状を印刷した際に「No commercial value for customs purpose only」と自動で表示が追加されます。これにより、販売目的の商品ではないので、関税の対象から外れるということになります。


内容品登録について

国際郵便マイページサービス

日本郵便のマイページに登録後、送り状作成をクリックします。


配送方法の選択

国際小包→航空便 の順でクリックします。


EMSか国際小包か?

EMSで送るのが安価なのですが、noteやネット上の評判がかなり悪いため、国際小包を選択しました。また、時間に余裕があれば船便でもOKですが、大体2週間以内に届けたいと考えている場合は航空便がオススメです。

1度目の国際郵便を使用した際は、国際小包・航空便でした。
年末年始を挟んでいましたが、12月26日に送ってもらったものが、1月11日には到着していました。以下、具体的な内容になります。

12月26日 郵便局にて引受@日本
12月28日 国際交換局に到着@日本
12月28日 国際交換局から発送@日本
1月3日 国際交換局から発送@フランス
1月3日 税関から受領@フランス
1月9日 区分局に到着@フランス
1月11日 配達局から出発@フランス
1月11日 到着


⭐️内容品の入力(HSコード)

関税を通ることを考え、基本的には英語で記入しましょう。また、HSコードの記載は義務ではありませんが、(内容の特定がしやすいので?)税関が通るのも早い気がします。

分類分けされているので、探しやすくなっています。
例えば、通信教育用テキストを送りたい場合、書籍・書類から探します。すると、日本語名・中国語名・英語名・HSコードの順で表示が出てきます。今回使うのは英語名・HSコードです。
内容商品名に英語名を、HSコードはコピペで貼れます。

特に値段がわからない場合は、1€でOKです。筆者は全て1€で記入し、荷物は無事に届きました。

品物を追加したい場合は1番右端の追加をクリックし、同様の手順で記入します。


内容品種別について

留学中の方に荷物を送りたい場合、「その他」を選択します。

選択タブの1番下にあります。


発送情報登録について

配送関連情報、万一配達できなかった場合の指示、税関告知書・インボイス、配達ステータスメール設定はご都合に応じで対応してください。登録内容確認が終われば、注意事項に同意して送り状を印刷して終了です!


さいごに

郵便局で提出するもの

・印刷した送り状(A4サイズ)
・国際便の申告書(A4サイズ)
・学籍証明書
・配送荷物

筆者談

※国際便の申告書は郵便局のHPからダウンロードできます。


送料

荷物の大きさと郵送方法によって変わります。今回は国際小包で記事を書いたので、国際小包の料金と特別追加料金についての情報を添付します、特別追加料金がプラスされることをお忘れなく!


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