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November

どうも、iPhone12を予約し日々入荷の連絡をワクワクしながら待っている船生です。しかし、そんな中、事件は起きました。今使っているiPhoneの画面が真っ暗になり元に戻らなくなりました。画面が割れていたのでもしかしたらとは思ってはいましたが、iPhone12を予約して、完全に安心してしまっていました。人生には三つの坂があります。上り坂、下り坂、そして、まさか。iPhone12を予約しているので、さすがに在庫がある機種に変更する選択肢はなく、けれど、いつ入荷するか未定だし、このままでは入荷した連絡すら届かない、そこで私は画面修理をしてくれるお店に一縷の望みを残し向かいました。すると、10分で直りました。圧倒的。そして、今回のまさかの出来事が面白い方に転びます。私は初めて使ったiPhone4sから全てのiPhoneを画面バキバキにして壊しています。その数4台、そのため、iPhoneの中のデータを毎回取り出せなかったのです。必要なデータなど正直無かったのですが、毎回後悔することは写真がもう見れないことでした。Appleに修理に出すとデータが全て消えると言われました。なので、私はいつかこのバキバキのiPhoneを直してくれる人が現れて、昔の写真がまた見れると信じて、大事にとっておいていました。そして、ついにその日が来ました。これはまさかの出来事があったからこそでした。前に「マチネの終わりに」のお話をした時にも書いた「後悔せざるを得ない出来事に対して、その先の未来が改めて意味を与えてくれることが人生にはいくらでもある」まさにその通りでした。お金じゃ買えない大切な思い出が戻ってきて本当に嬉しかった。直してくれた方に感謝しています。

今月は怪我から復帰できて、チームに合流し少しでもチームの為に闘えた事が一番大きな事でした。11連勝のクラブタイ記録と波に乗る中、信州さんに負けて連勝は途切れてしまいましたが、キングスから当時B2の信州に移籍して、チームのB1昇格に貢献し、古巣の連勝記録を止めた、マクヘンリー選手は敵ながら素晴らしいと思いました。個人的にとても好きな選手です。12月はとてもタフな試合が多いと思いますがチームに、そして、応援してくれている方々に良い影響を与えられるよう努めます。





そして、11月は歴史に残るレースがありました。競馬の第40回ジャパンカップです。私は大学時代に競馬と出会い、それから競走馬に魅了された一人です。今年のジャパンカップは無敗の三冠牡馬vs無敗の三冠牝馬vsG1八勝馬という、後にも先にも見られない世紀の一戦となりました。そしてG1八勝馬のアーモンドアイはこれが引退レースでした。私は一番思い入れのあるアーモンドアイに最後勝って欲しいと思っていましたが、正直、負ける可能性の方が高いと考えていました、しかし、結果はアーモンドアイが勝利し、有終の美を飾りました。レースが終わり嬉しさと寂しさが込み上げてきて、涙してしまいました。ローランドさんの名言で「世界で一番美しい花は薔薇、でも、世界で一番好きな花は桜」薔薇は美しいが一番綺麗な時に散ることが出来ないという欠点があり、桜は一番綺麗な時に潔く散る。ローランドさんは現役を引退する際に、「薔薇のように咲いて、桜のように散りたい」という言葉を残しました。まさにアーモンドアイは彼女はそうでした。もっと勝てるよ!まだ走れるよ!圧倒的に強いじゃん!何で引退しちゃうの?きっと皆そう思ったはずです。しかし、競馬の世界はそんな簡単な世界ではありません。だから、私も魅力されたのです。今度は母になり、その子がまた母の記録を超えていくと、そして、その過程を競馬は何度か見ることができるのも魅力の一つだと思います。人生には三つの坂があります、上手くいくとき、上手くいかないとき、コントロールできない物事が起こるとき、そんな中でも前だけ向いて全力で走る姿勢に心打たれ、元気と勇気をもらいました。アーモンドアイ三年間本当にお疲れ様でした。感動をありがとう。体調に気をつけてゆっくり休んでね。

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