歴代最強スプリンター サクラバクシンオー
歴代最強スプリンター
歴代最強のスプリンターはと聞かれれば間違えなくウサイン・ボルトでしょう。100メートルはショーでありドルと言い放ち、200メートルに重きをおいていたそうですがレコードホルダーです。😁
では競争馬ではどの馬か?を聞かれた時に最近の競馬ファンならロードカナロアの名前が恐らく挙がってくるのではないのでしょうか。 しかし私の思う日本の芝短距離で最強・最速として名前を挙げたいのはロードカナロアではなく、すでに亡くなってしまいましたが、いまや伝説的なスプリンターのサクラバクシンオーでしょう。
競馬は進化の歴史であり毎年スピードは上塗りされていくものですが、いまだにスプリント戦に関してはこの馬を超える馬は見たことありません。 ロードカナロアに関してはサクラバクシンオーに近づいた存在かもしれませんがスプリンターのイメージではバクシンオーは超えれません。
速すぎて早すぎた
サクラバクシンオーを語る上でこの言葉速すぎて早すぎるスプリンターこの言葉良く使われますね。
速すぎるというのは単純にテンのスピード持続力をさします。この馬の凄いのはハイラップを刻みながら終いもバテないというよりハイラップで上がってくるところです。
前に行かれて最速ラップを刻んで最速上がりならば理論上最速となります。
当たり前の話しですがスプリント戦ではこれが難しいとこなんです。
そして早すぎたというのはあと一世代遅ければ、距離適正の見極めが早すぎたところでしょう。
ダートの新馬勝ちも含め、1200mという距離では8戦7勝と無類の強さ。唯一の敗戦も3歳時に挑んだスプリンターズSで、前半3F32秒8で飛ばして差された6着と快速ぶりは間違いなく最強でしょう。
最強で最後のレース
引退レースとなったスプリンターズステークスが最強レースでしょう。
すでにこのレースでの引退を表明していたサクラバクシンオーは順調にこのレースを迎えます。
とにかく前に行きたい馬ばかりが揃い前半32秒4というとんでもないハイペースを作り出します。 32秒4だと今でもかなり早いペースだと思うのですが、あえて付け加えると当時のスプリンターズステークスは12月の第三週に行われており馬場状態はそれほどよくありません。 そんな中でのこのハイペースだったのですが、サクラバクシンオーはいつものように涼しい顔をしてこれらを見ながら先行します。
レースは直線を向くとさらにサクラバクシンオーは、さらに上のギアを使い加速します。
直線だけでなんと四馬身をつける形となり、二連覇を達成しレコード勝ち!
普段楽勝の時はあまりこの馬を追わない小島太元騎手が、このレースだけは最後まで追ったことも印象的でした。
この時点では間違いなく世界最強のスプリンターでしょう。
しかし、正直近年の短距離路線は正直目も当てられない馬が多いです。
1200メートルで折り合いが…やスローペースで差してスプリンターなど😂ここ20年は停滞しています。
もちろんJRAの番組等にも問題はあります。短距離G1が年間2回のみで目標にはし辛いところもありマイラーを兼ねて兼業スプリンターが多いのも仕方ありません。
ですが!!
バクシンオーのような馬が現れました
メイケイエールです。
最強であり最狂
メイケイエールを語る上で最狂という言葉は欠かせません。
唸るような先行力バテそうだけど並ばせないまま押し切る。
素晴しいスプリンターの資質十分!
ですが、何故かマイル路線で使われていました。前述の通り短距離路線は番組的に恵まれてるとは言えません。この馬は前半折り合いに専念させるとハミわって暴走それでも最後はバテない。
前に壁をつくると突進するような危険な気性の馬ですが武豊は手中にいれています。
キーンランドカップに出走するということですね。
1200は間違いなくベストディスタンスでしょう。
試金石の一戦とのことですが前向きすぎる気性も能力全開のカンフル剤となるはず。
ここで圧勝すると次は人気になり美味しい馬券とはなりません。
注目度も低く人気も低いここが買い時でしょうか?😁
あとは枠順で内枠引かないことを祈ります。
本命にするかどうかは当日まで悩みます🤐
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