#1 目的と目標
当記事の目的：読者に目的と目標の考え方を再認識してもらう
当記事の目標：読者に目的とはなんなのか説明する
みなさま、ごきげんよう。
題にもあるように、今回は目的と目標について書いていきます。前の記事にもある「あいさつ」同様、当たり前の人にとっては当たり前の事しか書かないつもりですが、身辺で目的を見失っている状態で物事を進めようとしている人がいるよう感じています。改めて、目的と目標がなんなのか、自分の中でもはっきりとさせておくようにしましょう。
目的と目標の違い
普段何気なく使っている「目的」と「目標」ですが、ふたを開けてみれば実は明確な違いがあります。まずは言葉の定義から。
目的：最終的に実現したい物事。
目標：目的を達成するための指標。
このように、目的があって、初めて目標が設定されます。ビジネス用語としてよく使われますが、プライベートでもこうした目的と目標の設定は大事だと考えています。
例えば、当記事の最初の2行で目的と目標が書かれています。目的についてはかなり大雑把に設定していますが、明確に設定したつもりです。
そして、目標については目的を達成するために、当記事で説明するものを設定しています。1本大体5分くらいで読めるものを目標としていますので。
何かテレビゲームでいい例がないかなと考えていた時、アトリエシリーズなどは目的と目標がはっきりしていて良さそうでしたが、スーパーマリオブラザーズ(以下SMB)もとてもいい例だなと思いました。マリオからの視点と、ゲームをプレイしているプレイヤーからの視点で異なりますが、目的は同じですよね。
～マリオ視点～
目的：ピーチ姫を助けること
目標：クッパ軍をかいくぐり、クッパ城へ向かってピーチ姫を探し出すこと
～プレイヤー視点～
目的：ゲームクリア(ピーチ姫を助ける) = 8-4をクリアすること
目標：面をクリアする ≒ 全32ステージをクリアすること
(ワープがあるのでニアリーイコールです)
SMBの場合、全8ワールドがあり、それぞれ4面までありますよね。4面をクリアして、次のワールドに入るとチェックポイントがあり、ゲームオーバーになっても進んだワールドの1面から始めることができます。1ワールドをクリアすることを目的とすれば、各面をクリアすることが目標となります。
目的達成すると難易度のあがった2週目を楽しんだり、縛りプレイをしたり、RTA(Real Time Attack)を始めてみたりと、遊び方が分岐していきますが、ゲームをクリアするという目的は変わりませんよね。
目的と目標が階層構造になっているというお話はまた別の記事で。
目的の設定の仕方
明確であること
私はこれだけで十分だと考えています。明確とは「はっきりしていて確かであること」。ふんわりしている目的はふんわりとした行動にしかならないので、ここの目的はしっかりと、はっきりとしておきましょう。
どういうものがはっきりとしているのか。私が考えるのは
人に理解してもらえるもの
これに尽きます。ネットを通じて、いくつかのゲームイベントの運営やボランティアを経験したことがありますが、私が主催したものはもれなく目的をテキスト化し、関係者全員の目に入るようにしています。音楽ゲームの大会主催した際にも、はっきりと書いていましたし、逆に何かに参画する場合、必ず主催者に「目的はなんですか？」と訊くようにしています。だって、ゴールの見えないコースをひたすら走らされても嫌ですよね。
また、実現可能性は考えなくていいです。それをどう実現するかはその途中にある目標で決めればいいので、とにかく、自分がやりたい、やってみたいと思った動機や目的をはっきりとさせておくのが良いでしょう。
おわりに
過去、いくつかのRTAイベントに出させていただいたことがあります。
RTA関連まとめシート
もちろん、こういったイベントに出る目的は人それぞれによって異なります。私の場合は、そのゲームに注目してほしく、RTAという一つの手段をとっているだけで、私自身に注目してほしいわけではありません。むしろ目立つことは苦手ですしね。
最近はRTAイベントも増え、ボランティアの参加回数も多くなってきました。参加目的はなんなのか、これもまたどこかでお話ししましょう。
何か物事を長く続けてきて、目的を見失っていること、ありませんか？
そういうときは是非、一度形に残るものでアウトプットしてみてください。
私はもうnoteに書いて公開したので逃げ場があがりません。いや、逃げるつもりはないんですけどね？
これからも、(そしてこれまでのことも)
まずは目的を明確に定めて(思い出して)から動き出す事をおすすめします。
もちろん、形に残すことを忘れずに。
なんでこんなことやってるんだろう、と考えに耽ってしまったら、目的を見返してみるといいでしょう。
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