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#4 ポモドーロテクニック

今回はお仕事やお勉強、作業をするときの"集中力"についてです。多くの文献や記事によるとこのポモドーロテクニックは時間管理の類で書いてますし、実際そうなのですが、それは同時に生産性・効率性をあげるものなので、ここでは"集中力"と結びつけてをお話します。

※当記事は非常に個人差があります


ポモドーロテクニックとそのやり方

ポモドーロテクニックは、時間管理テクニックの一つで、主に仕事や勉強などのタスクに集中して取り組むための手法です。このテクニックは、1980年代にイタリアのフランチェスコ・チリロが考案しました。ポモドーロ(イタリア語でトマト)の形をしたキッチンタイマーを使用して作業時間と休憩時間を厳密に区切ることが特徴です。

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基本的な手順は以下の通りです。

  1. 25~30分集中して作業に取り組む

  2. 5分間の休憩をとる

  3. 1~2を4回繰り返す

  4. 15~30分の長めの休憩をとる

  5. まだ作業が残っていれば1に戻る

この繰り返しだけです。
1の25~30分としているのは、推奨されているのが25分ですが、私の場合あっという間に過ぎてしまうので5分足して30分にしています。

また、2の休憩ではゲームをしない、SNSを(極力)見ない、ということが重要です。しっかりと頭を休ませましょう。

上記にある通り、キッチンタイマーを使ってもよし、スマートフォンのタイマーを使ってもよし、とにかく、時間を厳密に測りましょう
私の場合はYouTubeでポモドーロタイマー付きの作業用BGMをつけながらよく作業しています。24/7でライブしているチャンネルもあるので、気になる方は調べてみてください。



ポモドーロテクニックとその効果

ポモドーロテクニックは、25~30分集中して、5分間休憩するサイクルで作業を行うテクニックです。私も実践してみて、思ったよりも良い効果があったのでそのメリットをご紹介。(個人差あり)

1. 集中力が持続する

長時間のお仕事やお勉強、作業をすると進捗はあるでしょうけど、果たしてその品質と定着率はいかほどなものでしょうか。集中力が切れて、ケアレスミスが増えてしまうことが多々あると思います。企画書の作成やイラストを描いていても、見返してみると何か違う…ということが多いなどなど。

人が最大限まで集中できる時間は15分限界は90分と言われているそうです。これは本当にそうだと思っていて、長時間同じ作業をしていると脳だけでなく体の節々にも負担がかかっているはずです。特にデスクワークしている方は目・肩・腰に思っている以上にダメージを背負っているものです。
潜在的なダメージが人の集中力を削いでいるので、適度な休憩が必要です。では、適度な休憩とはどういうものでしょうか。


2. 適度な休憩のリフレッシュ

最初の4サイクルで必ず挟まる5分休憩。この5分がかなり効果的で、長時間休憩を挟むよりも作業効率があがりました。
私の場合、この5分間は本当に何もしないです。お手洗いや、コーヒーを入れるくらいはしますが。あと、軽いストレッチをするのがいいでしょうか。例えば、ネットサーフィンやソーシャルゲームをしてしまった場合、そちらに気が向いてしまいます。特にSNSを見るのが一番よくないですね。

5分間は脳と目を休ませる時間です。リクライニングチェアの場合、後ろに倒して目を閉じているだけです。今やっていた作業の事も極力考えず、とにかく休む。それだけで不思議なことにかなり脳と目がリフレッシュしています。電話がきていたらそれは出ます。
そして、ネットニュースやSNSを見るのは長めの休憩のときだけ。短めの休憩が脳と目のリフレッシュであれば、長めの休憩は気分のリフレッシュといったところでしょうか。可能であれば、長めの休憩と言わず、この4サイクルで作業を終わらせたいところですが、どうしても時間は有限。期日があればそれをやり切れるように作業を続けましょう。


3. 小さなミスに気づきやすい

長時間同じ作業を続けていると集中力が切れ、ケアレスミスをしてしまう。こういった事故もなくなるとは言い切れませんが、少なくできます。
自分の書いたもの、まとめたものを休憩時間明けに読んでみると誤字・脱字があったり、もっといい表現方法があるんじゃないか、などの気付きを得られます。しかもそれは時間を空ければ空けるほど感じてきます。

あるツールを作成していたがバグまみれで動く事すらままならず。そこで休憩して(あるいは1日空けて)コードを見てみるとすごく単純なところでミスしていた、なんてこともあります。
同じ作業をしていると終わらせる・覚えようとすることばかりに意識が行ってしまいがちですが、作業を細切れにすることでこれまでの作業内容を自然と振り返りやすくなります。


ポモドーロテクニックとススメ

このポモドーロテクニックはお仕事やお勉強、作業にとって生産性・効率性が向上するものであって、長時間行う必要のあるもの(試験やプレゼン、ゲームなど)は違った集中力維持法が必要だと思います。

最近は資格試験の勉強でよくポモドーロテクニックを用いています。時間の管理・把握もしやすいですからね。
また、集中している間は時計は見ません。時計を見てしまうと時間ばかりに意識がいってしまい、あと〇〇分で休憩だ…!とかまだ〇〇分あるのか…といった感情を持ってしまい、それもまた集中力を削ぐ要因となります。

集中力向上のためにもう一つ。何かしらのノイズを流し続ける事。ここではかっこよく書いてますが、要するに環境音とかBGMですね。実は、人は無音であるとストレスを感じ、逆に集中できないそうです。試験中なんかは特にそうかもしれないですね。ここで選ぶ環境音やBGMも重要だと思っていて、例えば普段から聞いている音楽は絶対に流しません。いつの間にか歌ってますし、歌詞ばかりに気をとられがちです(インストもダメ)。上記に貼ったYouTubeは「川のせせらぎ」と、心地よい環境音を流し続けてくれます。最近の私は「Lofi Chill」聴いてます。

今回紹介したポモドーロテクニックはあくまでも時間管理法・集中力向上法の1つのテクニックに過ぎません。やってみると全然合わない、という方もいると思いますが、是非、1度試してみてください。少なくとも体への負担は減ると思います。
それでは、よりよいワークライフを。


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