トリマーになったきっかけ
高校3年生の私はいよいよ進路を決定しなければならないという頃、
当時から動物が大好きだった私なのですが、
そんな私でもトリマーという職業をまだ知りませんでした。
ただ、獣医看護科のある専門学校があると知りました。
そこでトリマーという職業があることをようやく知るのですが、
知ったところで、動物好きの私の心はこうでした。
体をいじくられて望んでもないカットにさせられて可哀想。
仕上げるまで嫌な事も我慢しなければならないだろうに、と、
人間のエゴが強い仕事だと思っていました。ただ、獣医さんのサポートや、動物の看護とでは話が違うので、ある時、説明会があるという事で話を聞きに行きました。
看護師の勉強の科目の中にトリミングが含まれ、トリマーの資格を取得する理由についても説明がありました。
そこで高校3年生の私は目から鱗が落ちたのでした!!
トリミングすることで、犬の個体の体をくまなく触る。そのトリマーが、
飼い主さんよりも、獣医さんよりも先に、異変に気付くこともあるという事、
シャンプー療法というものがある事、
カットのスタイルにも意味があり、健やかになる為に短くするだけではなく、
さらに可愛いく、美しく仕上げられる技術を持っ、という事が、
犬にとって人間側のただのエゴではなかったんだ!!
と、感動してしまったのです。
トリマーという職業ってなんて素晴らしいのだ、と。
綺麗になった犬は、可愛いね、と褒められ、
目を向けてもらえることが嬉しいのだという事も!!
進路指導の一環で先生に提出しなければならない書類?レポート?に後日、
その心の流れと今後の目標を記して提出。
返ってきたものに先生から赤い花丸がついているものをを貰い、
小学生みたいだと半笑いもまんざらではない、トリマーになる前の
看護師を目指す当時の自分がいました。
そこからも紆余曲折あるのですが、
なんだかんだトリマーを続けている今に至っています(*^-^*)
今日はここまで。。。。。。
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