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トリミングでの自分の変化

トリミング中最近感じる事で、目がナンなので(老眼)爪切りが以前よりも勘に頼る様になってきた。

カットも、以前よりチャキチャキできない。代わりにゆったりするようになった。

かといって、区切りをつけられるようになったので、だらだらせず今日のこの子はここでおしまい!と出来るようになった。

トリマーは、時間があれば自分の納得の行く状態に到達するまでカットの粗を整えに整えて綺麗に仕上げたくなる技術職なのですが、

ワンちゃんの負担の方を優先出来るようになりつつも、それなりに見栄え良く仕上げられるようになるのがベテランなのだなあと、

中堅を超えた年齢の私はしみじみ感じる。

数をこなさねばならないところではポンコツ扱いになりそうな半面、こういった事で自分を鼓舞しているこの頃です。

トリミングに限らず、言葉に出来る範囲を超えた、犬の反応や様子、あらゆる場面の、

こうしたら、こうだろう、という細やかな感覚は言葉で説明できない肌に染みついた感覚なので、

ベテランの方のことをベテランと言われる年齢にさしかかるほど凄さが分かる自分がいます。

(ポンコツになり始めている私の場合中堅の頃の方が長けてる部分もあるので決して威張れないのですが。。)

と、同時に、トリマーって総合して色んな視点をもっていて、

専門的で、結構すごい仕事だよ~と、大きな声で世の中に伝えたいのと、

もっともっと若い子たちが憧れて、長~く続けていける職業になってくれたら、いいなと後世のことまで考えるようになった事も大きな変化だと思っています。

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