【レポ】日経:ジェンダーギャップ会議③

こんにちは。今日はオンラインで参加している日経主催「ジェンダーギャップ会議」について、早速気になった言葉、感想をまとめてみます。画像は全て、会議からスクショしています!

女性が活躍する会社ランキング2020発表!
~トップ企業の挑戦と先進事例を、メディア編集長らが徹底分析~

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回答率が12.2%、、、これはかなり低い!ちょっと残念。(私見)

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回答企業の状況としては、現在女性管理職登用率は6%。一方働き方改革は着実に進んでいる。コロナ問題でテレワークも飛躍的に導入されているのではないか。

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管理職を育てていない!というのが現実なのではないか、、、(私見)

総合ランキング1位:日本IBM、2位:アクセンチュア、3位:花王グループ
外資系のランキングが目立つ。小売、化粧品などの業界が目立つ。

また管理職登用度は、外資ばかり。その代わり、意思を持って登用していることがよくわかる。

【世界はどうなっているか?】

(管理職や取締役など組織のトップの中で)ストレッチアップの世界にもういる。ステージとしては、二歩も三歩進んでいる。

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【日本IBMの場合】山口明夫氏

カルチャーとして、業績に囚われずに、新しいことをやっていこうとすることを大切にする。それを社長が意識をしている。いろいろな人たちが一緒に働くことで、新しい芽が出てくるので、それを潰さずにやっている。

社内には「仕組み」と「コミュニティ」が大切
・働く場所の制限をなくす
・働く時間の制約を取り除く
→社長や人事だけでなく、当事者やコミュニティ内で制度に対して意見を加え、制度を変えていく

管理職の育成プログラム「W50」

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自分のポジションに関係なく、「やりたいことにチャレンジする」環境をサポートする環境作りを心掛けている。

・ダイバーシティを意識した組織を作ると必ず「Conflict→Empowerment→その後にまとまる」

・結局は外資じゃない?という意見
→米国IBMが、ジェンダーギャップの面でうまくいっているかいっていないかというと、そうとも限らない。

現在男女のバランスは新卒は50%女性だが、全体ではまだ25%。

・今回のコロナによるリモートワークによって、IBMの女性たちの意見:
移動する手間が省ける。確かに家に子どもがいるのは大変だが、時間も働きやすい時に働き、すごく生産性が上がった。気持ちも安らかにできる。夜の付き合いや、タバコ場で決まる内容がなくなった!!

日経DUALで男性目線のランキングを発表中

・男性の働き方も変わらないと、結局はジェンダーギャップも変わらない。「家事、育児、介護」が鍵

・作った制度に対して反発はなかったのか?
→作る側と使う側を分けて考えず、制度作りでみんなが一緒に議論することで、反発をなくす。解決策は当事者が一番わかっている。

【アフターコロナの時代】


・リモートで働くということに関しては、元に戻したくない。これからは「なんの仕事だと事業所でしかできない」という考え方に変えることで、移動の問題意識が一番変わる!そしてその変化点は、今までのないチャンスだと思う。みんなでこの移動の問題を変えられる問題について、もっとよくなる方法が考えられる。

・地域に関係なく参画できる。障害のある方も、移動さえなければいろいろなことができる。

・社員は育児と働く場所と生活する場所を極力近くにしようと思っている。

・将来のアイデア:これまでは、サテライトオフィスをお客様のオフィス近くに作っていたが、今後は社員の住んでいるエリアの近くにオフィスを作ってはどうかと考えている。そこでは、半分執務室、残りは保育ができる場所や学童の場所というような形で、教育や育児ができる場所を一緒にできる場所を作っていきたい。

・これを機会に、どんどんとチャンスを増やせるのではないか。

当日の資料PDF


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