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エイジドっていうのはいい言葉でしょ?

Facebookのフィードから、このポストが流れてきた

https://note.mu/shakachang/n/nee506a58a917

ロリコンを内在化させてしまった女たち。
たしかに、日本人の女性たちはただでさえ若く見える上に、若返ることばかり考えているなぁと思わざるを得ない

コスメの多くは、シワやシミを隠すために必死な女性たちを、虜にする

洋服だって、10代や20代の女性が一番輝けるものが店に並ぶ

筆者のはましゃかさんは、お母さんが18歳っと言った言葉が忘れられなかったと書いていた

自分が18歳を過ぎてから、歳を取るのが怖くなったって?

・・・マジか

私とは全く真逆なのにびっくりした

私は多分10歳くらいの時から、20歳になることを夢みていた

正しくは、小学生の時には、早く中学に上がりたい、中学の時は高校、高校の時は大学と、前しか全く興味を持ったことがない

化粧だって、服装だって、中学生で憧れたスタイルは当時の渋カジ高校生や大学生だった

昔に戻りたい?若返りたい?っと聞かれて
戻りたいと思ったことはほとんどない

多分一度や二度、昔恋した人と過ごした時間を懐かしく思ったり、友達と馬鹿騒ぎした時間を愛おしく思い出したことはあった

でも私は多分ほとんど「後悔」というものをしないで生きることができてきたのだ

むしろ後悔するような生き方をしてはいけないとずっと自分に言い聞かせて生きてきたのだと思う

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9歳の時、一緒に住んでいた祖母が突然亡くなった

朝起きた時、家の中がなんだか不思議なほど張り詰めていて、弟と部屋から起きて1階に降りる階段のなんとなく重苦しい感覚が30年経っても忘れられない

夜中に救急車が来て、脳溢血で倒れた祖母は病院に運ばれたが、意識を戻すことなく2週間ほどで亡くなった

祖母が倒れたことも、救急車がきたことも
ぐっすり眠っていた私は知らなかった

最後の言葉なんて何も覚えてない
ただ祖母が大叔母と電話で話しをしている時に
おやすみっと言いに行ったことがなんとなく記憶の片隅にある

それがその日のことだったのか、前の日のことだったのか分からない

でも祖母は電話中に突然いってしまった

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それから葬儀やらなんやらあって、
祖父はもちろん、里帰り中の臨月の叔母や、幼い従兄弟や、私たち3人の子どもたち(ちなみに私は長女)の世話で、若い母はすったもんだだった。父も突然の訃報の対応に襲われた。親戚や会社の人たちがわんさかやってきた

葬儀は半端なく大きなものだった

火葬場で、小さな骨になった祖母を見て、確か私はその場にいた一番小さい人間だったと思う

遺骨を壺に収めて感じたことは、今も忘れられない

人生は呆気ない
明日何が起きるかわからないから今を一生懸命生きないとっと思った

—-

それ以来なのか、早く大人になって、色々とやってみたいことを、できるだけたくさんやりたいって思った

大人にならないといけない場所、できないことをしたくてたまらなかった

21歳で海外でもどうどうとお酒が飲める歳になったけど、今度は早く「サマになる歳になりたい」と思うようになった

米国に短期留学した21歳の時、免許は持っていたがレンタカーするにはハードルが高く、
バスを乗り継いであちこち行ったり、お酒も飲んだし遊びにも行った

でも26歳の時に本格的に留学した時の方が、何十倍も楽しかった
年齢を重ねたおかげで、やれることが増えた

車も乗り回せて、どこでだって気兼ねなく、堂々と出入りできた

10年住んでいる間に、さらに自然に振る舞える場所や仕草が増えた

「歳とってよかった」
そんな風に思うことばかりだった

一人でアパレルのセールスレップを始めた頃に出会った、中国系米国人デザイナーは、当時40歳で、とっても垢抜けた素敵な女性だった

シングルだった彼女が、「この間デートで行ったベルエアホテルのバーは良かったわよ」っと話している話し方や、その内容にも憧れた

30歳に入って、日本から遊びにきた女友達を連れ立って、そんなベルエアホテルに飲みに行った時は、願いがかなったと思った

今じゃ2人の男の子の母親で、
その前に妻でありたいって思うけれど
結婚する前の体型も、白髪のない髪ももうない

でも、それでも私は自分が50歳になるのが楽しみだし、60歳の還暦を迎える時に、どんな自分でいるのか想像するとワクワクする

お互い様に歳をとった夫と、時間を見つけて二人でお酒を飲んだり、読書を楽しんでまったりした時間を過ごす

そんなパートナーが今いるおかげなのか、
結婚当初や、シングルの時に戻りたいとは思ったことはない

もちろんすでに恐ろしいほど体は硬くなって、病気になるかもってビクビクすることも多いし、すでに同級生を病で亡くしている

でも104歳になった義理の祖母に会うたびに
人間の生命力と、家族の暖かさを改めて感じるし、
叶わない「若返り」を望むより、
絶対叶えられる「楽しく歳とること」に一喜一憂するほうが、人生は豊かになるのではないかと思わずにはいられない

ロリコンを内在化させてしまった女たちよ、
今こそ脱ロリコンを図ろうではないか
これから人生100年時代を迎えようとしている中、
否が応でも長生きせざるをえない

であれば、前向きに向かおうではないか

歳をとることを怖がるのではなく、ワクワクして迎える方法を探求することに、身も心も捧げてみてはどうか

Stay Positive, Be Strong!

#はましゃか #ロリコン #歳をとる #ポジティブ #前向き

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