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4月13日の足跡

合流

音楽劇『Zip&Candy』に本格合流。先週から稽古は始まっていたが、舞台本番中だったために半日だけしか参加できず。今日からがっつり稽古に参加出来るようになった。初めましての方も多いし、久しぶりのメンバーも。演出家のなるせさんは舞台『コジコジ』でお世話になった。楽しい現場になるのは間違いないし、作品も大好きだから、その想いがお客さんに届くと良いなと思う。若い子も多く、エネルギーをもらえる。

慣れ始めた慣習

このご時世では稽古中はマスクは当たり前で、さらにフェイスシールドもしている。だから、共演者の顔をちゃんと確認できるのは本番が近づいてからになる。顔の上半身しか基本的には見えないから、逆に全部が露わになった時に違和感を覚えるくらいだ。ある意味、本番前に改めて新鮮な気持ちになれる。正直、セリフも言いづらいし、ダンスなどあると呼吸も辛い。無い方が稽古がしやすいが今の状況を考えると仕方の無いこと。作品を届けるというのが第一だから、そのために出来ることはする。ただ、わかっていても、ふと寂しいなと感じる時もある。こんなに毎日一緒にいるのに、相手の顔もちゃんとわからないなんて。SNSで顔はわかるけど、目の前にすると印象が違ったりするし、話した感じとか、笑った時とかの雰囲気って、実際に目にするとやはり写真とは違う。特にお芝居という表情も重要だから、余計にもどかしい。去年からずっとこのスタイルだから慣れてきてしまった。

作品

この作品はとても心が温まる内容になっている。原作が絵本という事で内容もわかりやすいし、大人もちゃんと楽しめる舞台になっている。実際に初演を観た時に僕はとても感動したのを覚えている。それぞれのキャラクターたちの可愛らしさもある。色んな立場のキャラクターが出てくるけど、どれも愛くるしい。そんなキャラクターたちが織りなす音楽劇。たくさんの方に届けたい。明日もそれを願いながら稽古に挑みます。

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