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湘南ベビーカステラJohnny'sオープン日、平和な湘南の街角にまさかの大行列!

みなさんこんにちは。
前回の記事で、なぜお店を始めたのか。について書かせて頂きました。

その記事でも書きましたが、飲食未経験で何もかも分からない中での初出店に不安しかなかったのですが、、
結論、オープンは大成功と言ってよい結果だったかと自負しております。

普段、あまり人が歩いていない辻堂元町に、1時間以上待ちの大行列(お客様にはご迷惑をお掛けしました。。)ができ、おまわりさんが数回出動する事態に・・(苦笑)

オープンキャンペーン

では、なぜこれだけの行列が出来たのか。
この記事では、そのあたりの詳細を書いていきたいと思います。

まず、最初にオープニングを盛上げるプロモーション方法を考えるにあたり、以下の2点をプロモーションの目的としました。

① まずは近隣のエリアの方々に認知して頂く事を最優先とする。


とにかく近隣の方に知っていただくという事を最優先に考えました。後述しますが、リーチ数が少なくても、あえて湘南のローカルメディアで露出をしたり、SNSの投稿でも湘南の方を意識した投稿を心掛けました。
当たり前のことですが、私たちのターゲットは近隣の方なので、大きなメディアでの露出を優先しても、費用対効果は良くない。
そのため、しっかりと地元の方々に認知して頂く事を心掛ける。

② まずは食べて頂き、味を知っていただく。

湘南ベビーカステラ

前回の記事で書いた通り、独自のレシピで作っている湘南ベビーカステラは、その味が強みだと思っています。
そのため、兎にも角にもこの味を食べて頂く・体験していただく事が大事だと考えました。

上記の2点の目的を踏まえて、実施したのが以下の2つの施策です。

① 湘南エリアをターゲットにしたPR露出

まずは、湘南エリアのメディアをピックアップして、各メディア様にご挨拶をしました。
ローカルメディアはPV数は大規模なメディアよりは少ないですが、意外と金額感がリーズナブルで費用対効果が合わせやすいという事に気ずき、ペイド出稿(3メディア)に加えて、プレスリリースによる掲載でオープン前から、多くの露出をすることが出来ました。(そのうちのいくつかの記事が大手キュレーションメディアなどにも転載されて、大きく露出されました)

そして、実際に出稿してみて感じたのですが、メディアの方も、地域が好きでメディアを展開されている事が多く、しっかりとご挨拶をして、お店のコンセプトや思いを伝えることで、「一緒に湘南を盛上げましょう!」という思いから、かなり協力的なスタンスでご対応いただける事が多く、かなり手厚くご紹介を頂くことが出来ました。
地方でビジネスをする際には、ローカルメディアとの連携は効果が高いと感じました。

また、あえてチラシのポスティングも行いました。
「チラシなんて、今時誰も見ないのでは?」と思う方も多いと思います。
実際に自分でも最初はそう思っていたのですが、改めて湘南の方々のスタイルを考えてみました。

湘南は、他の地域以上に、多くのフリーペーパーやタウン誌が存在しており、意外と地域の方々がそういったものを読む傾向があります。実際に自分もよく読みます。

そこで、あえてタウン誌にチラシを入れ込んで配れば、多くの近隣の方々の目に届くかもしれない。これは試してみる価値はあるかも・・

そんな思いで、タウン誌でのポスティングをオープン1週間前に行いました。タウン誌の良いところは上記に加えて、地域を特定して配布が出来るという点です。今回も、お店の数キロ圏内に絞り込んで配布を行いました。
結果として、当日ご来店いただいた多くのお客様がチラシを見たと言っていただき(体感値としては50%はチラシを見たと言っていたイメージ)、非常に効果が高い施策だったと思っております。

② 食べていただく事を目的に実施した、ユニークなオープンキャンペーン

とにかく1度、うちの商品を食べてもらいたい。そして、ただ食べて頂くだけではなく、オープンイベントとして楽しく食べて頂けるような事が出来ないかと考えました。
そこで思いついた施策が「ベビーカステラのつかみ取り」です。
100円で、スーパーボールや毛糸のボールなどをつかめた数をプレゼントするというイベントで、通常10個で380円ですが、大体の方が10個以上をつかんで食べて頂きました。
多い方では30個くらいつかむことが出来た方もいらっしゃったりで、お得感も感じて頂きつつ、何よりよかったのが、家族や子供で来てくださった方々が、すごく楽しんで頂き、笑顔になってくれたこと、さらにベビーカステラを食べて、その味に大満足していただけたことです。

思い付きのアイディアでやったキャンペーンではありましたが、結果としては大成功だったと思っています。

これらの施策によって、最高の形でオープンを迎えることが出来たのですが、当日は、お店の前の大行列や、多くの自転車の整理が間に合わず、警察の方が数回出動されてしまったり、材料が足りなくなった何回買い出しに出たか分からなかったりと、本当にバタバタしました。。
何より、こちらの準備不足で多くのお客様を長時間お待たせしてしまったことは反省するべき点だと思っています。

ただ、これらの施策を実施した結果として、多くの近隣の方々にお越しいただく事が出来ました。ただ、地域の1店舗であっても、しっかりと目的・ターゲットなどを意識してプロモーションをすることで、多くのお客様にご来店いただけると1つの手ごたえを感じた瞬間でもありました。

とはいえ、多くのお客様にご来店いただきましたが、その方々に常連のお客様として定着していただく事が重要となってきます。
ここから先はお店での体験などが重要となりますので、常に来て頂いたお客様に最高の体験をしていただける事を意識して、お店を運営していきたいと思っています!

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