見出し画像

パッチワークを1年間探求した私の3つの勝ち筋

「友人たちに追いつけるようになりたい!」とボードゲーム・パッチワークを遊んできました、ふのです。

練習するうちに複数ある勝ち筋に興味を持ち、実践と検証しました。

🧶🧶🧶

このnoteでは記録的な意味を込めて、パッチワークの魅力(目次1・2)と、私が検証した3つの勝ち筋(目次3)をまとめました。私はこうプレイしているよ、という視点で書いてみたいと思います。

これを読んだ方には、パッチワークの魅力を知っていただいたり、プレイのモチベーションにつながったらうれしいです。

1.パッチワークはタイル購入でボタン増やしてくすごろくパズル

布のはぎれに見立てたタイルを、9×9マスに埋めていきます。
30分2人用ゲームです。

手番でやれることは2つです。
・タイルを購入する(3個から選ぶ)
・パスしてボタン収入を得る

手番はタイムトラック制で、常にコマが後ろにある人が手番です。

ボタンマーク通過でボタン収入がもらえます。
途中に早どりで7×7埋めるともらえる7点ボーナス、1マス通過でスペシャルパッチがあります。

最後にボタン数が多い人が勝ち。
空きマスは1つごとに-2点です。
タイブレークは先にコマがゴールに到達した方が勝ちです。

タイルはタイムコスト・購入コスト・ボタン収入がついたオールユニークです。

2.ボーナス争奪戦とままならない手番管理が魅力

パッチワークは下記が好きな方におすすめです。
・お買い物が好き
・洗面器ゲームが好き
・パズルが好き

プレイしているとコスパいいタイルとれていても、7点ボーナスがとれていても負けてしまうことがありませんか?このバランス調整が難しい!

早どりボーナスを取るか?
目の前のコスパいいタイルをとるか?
しゃがみでパスか?

ほしいタイルはいつでも手に入るとは限らない。一期一会の選択です。

3.私が検証した3つの勝ち筋

このゲームは、目の前の相手と全体のバランスを見極めて打ち切ることが大事だなと思いました。検証した3つの勝ち筋をご紹介します。

一、7点ボーナスあり型

一番オーソドックスで理想の型です。7点ボーナスゲットを目指し、最終空きマス7個(ー14点)以内を目指します。

空きマス7個(ー14点)の最終盤面イメージ一例

7×7はフィールド全体を使って満遍なくタイル配置していきます。理由は7×7ボーナス争奪戦に敗れた場合、後の挽回が厳しいからです。

例)7×7がとれても、空きマス減点が-34点の最終盤面

上記の盤面は7点ボーナスが取られた後、左下空きマスはテトリス棒縛りの補填しか自由が効かないため、タイル調整の難易度が高いです。

7点ボーナスあり型の最終盤面のイメージ一例

上記はボタン38個/17収入、7点ボーナスあり、空きマス6個(-12点)で33点。

左上端から7×7を目指して低コスト(ボタン1個タイル)マス埋めし、高コストタイル(ボタン2〜3個タイル)で1×1回収しつつ調整しました。

アウトサイドに空きマス1〜3個許してもいい
空きマスをアウトサイドにする理由は、1×1や他タイルで補える余白を残しておけるためです。

タイル配置の展開イメージ

序盤は1〜2マスの空きは割切ります。7×7のリーチをキープし、いつでもボーナスゲットできるよう配置していきます。端寄せでキープしていってもOKです。

途中の配置例

上図は途中の配置一例です。赤ゾーンと青ゾーンは微調整タイルで補填し、緑ゾーンは3マス幅以上の面積広いタイルを自由配置できる余白を確保して配置していきます。

悪手をとらない
手番管理では、目先の利だけを見てプレイングを崩す(相手にパスさせられる、不自由な配置状態)のではなく、キープを目指します。

パス判断の際にチェックすること
・自分と相手のボタン数と収入数
・1×1突入ゾーンまでの歩数
・残りの手番タイルの形状やコスト

二、7点ボーナスなし型

「7点ボーナスあり型」の7点取れなかった時の型です。そこまでは同様です。

7点ボーナスなし型の最終盤面のイメージ一例

上記は最終得点40点。
ボタン50個/11収入、7点ボーナスなし、空きマス5個(-10点)。

左上端から7×7を狙ってタイルを埋めていき、中央空きマス補填が間に合わず逃しました。2手前から軌道修正したものです。後半は低コスト(ボタン0〜1個タイル)でボタン消費を最小限にして埋めました。

三、ボタン収入差潤沢型

相手の早期マス埋め攻めに、ボタン収入差を逆手に勝つことができました。下記は一例です。7点ボーナス必須でした。

ボタン収入差潤沢型の例 22対17

大)最終得点22点。
ボタン55個/収入21、7点ボーナスあり、空きマス20個(-40点)。

小右下)最終得点17点。
ボタン25個/収入8、空きマス8個(-16点)。

小右下のボタン2個以上タイルをほぼカットして配置しました。

序盤はボタン3個タイルを2個配置してボタン収入を作りました。序盤のボタン収入差が5以上開いて、相手のボタン収入が少ない時は狙い目かもしれません。

付録、コスパいいタイルと役立つタイル

■コスパが良くてとっていきたいタイル
①0ー3タイル、1ー4タイル、1ー5タイル

変わった形で置きにくいけど、強いタイルです。3個中2個置けたら3割仕事できたと思いたい!

②2ー1(6マス面)タイル

マス調整できてタイル埋めもはかどるタイルです。

③7ー2タイル

購入コスト高いけどタイムコストが低い強いタイルです。

■コスパは良くないけど微調整に役立つタイル
①空きマス補填に便利なタイル
a)同形2種タイプ
1ー3タイルと3ー1タイル
4ー2タイルと4−6タイル

マス埋め補填時に1個取れなくてももう片方のタイル取れば調整可能です。もしくは1×1タイルや2×1(2面タイル)などを組み合わせての調整も有効です。

b)テトリス棒タイプ
2ー2タイル、3ー3タイル、7ー1タイル

マス埋めしていると出てきがちな形状なため、必要に応じて使用しています。2−2(3面)タイルはコスパは悪いですが、マス調整&タイム調整ができるキラータイルになることがあります。

②相手のコマの上に乗って手番管理できるタイル
例)1タイム進むタイル(3ー1タイル、7ー1タイル・・・)
  2タイム進むタイル(3ー2タイル、4ー2タイル、7ー2タイル・・・)

1〜2マス進むタイルは調整に重宝します。

③大ジャンプできるタイル
例)1ー5タイル、3ー6タイル、4ー6タイル、8ー6タイル、10ー5タイル、5ー5タイル・・・

5〜6進む際は、相手に連続手番の機会を与えることが多いため注意が必要ですが強力なタイルです。序盤収入、早どりボーナス取れる時に使うことが多いです。全体のバランスを見て検討します。

🧵🧵🧵

以上です。
パッチワークを1年プレイしてきた一区切りとして言語化してみました。

私自身調整がうまくいかないことが多いですが、noteにまとめることで勝ち筋を見直すいいきっかけになりました。

ぜひ、ご興味ある方はプレイしてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。