焼き芋🍠とインコの話。

数日前、大好きなMiekaruさんの「やきいもの霊」を、大笑いして拝見した。

テレビで焼き芋を紹介している番組を観ているうちに、「今年は、まだ、やきいもたべてない！」と気づいたMIekaruさん。どうにも食べたくなって、大急ぎで、スーパーへ出かけて、サツマイモをゲット！　帰宅後、すぐにオーブンでおいしく焼き芋にしたけれど、夕食後からあまり時間が経っていなかったので、半分は明日の残りに、と、取っておいたら・・・・。

ともかく、お人柄だと思うけれど、サービス精神が旺盛な方で、読んでいると、笑顔にならないことはまずない。書きようによっては深刻になりそうな話題でも、ユーモアの衣に包んで、読み手を和ませる。タイミングよく入っている突っ込みも、秀逸だ。

それに、食べることもかなりお好きなようで、食べ物の描写のなんと魅力的なこと！　読んでいて、こちらもおなかが空いてくることも少なくない。

この焼き芋のお話でも、私は暖かい焼き芋が食べたくなって困った。口の中で、焼き芋のあの独特の甘みが広がってくるような気持になって、幸せにもなったけれど。

我が家でも、時々、焼き芋を食べる。ただ、我が家にはオープンはないので、スーパーで売っているものを買うのだけれど（オーブントースターはあるのですが、これだと、かなり時間がかかるんですよね）。

私が知っているさつまいもというのは、焼いてもふかしても、柔らかくなってホクホク身が崩れてくるという感じ。割に、乾燥しているイメージがある（だから、私は、かならずお茶が欲しくなる）。けれど、最近では、”蜜芋”なるおいしいお芋がある。割ると、文字通り甘い蜜がしたたり落ちてくるのだ。初めて食べたとき、あまりの甘さに、びっくりしたものだった。

こちらがおいしいと思うものは、我が家の大きなインコたちにも、おいしそうに見えるらしい。同類がたくさんいるから、1羽で大切にされている子のような、”私は、人間”という勘違いは起こしていないはずだが、何故か、身体が大きいインコたちは、”母さんが食べているものは、私も（僕も）食べていいはず！”と、思っているらしいのだ。

我が家の最大種族であるオカメインコたちより、確かに飼い主と接触する時間も長いので、自分たちはいささか、特別な立ち位置にいると考えているのかもしれない。

基本的に、インコたちに人の食べるものはあげない。食べさせてはいけないものがほとんどだからだけれど、野菜と果物は別。食べさせてはいけないものもあるけれど（中毒になるものもあるそうです。アドガボなどはインコにはNGだそうです）、安全とわかっている範囲で、時々一緒に食べたりする。以前のかかりつけだったドクターから、「本当は、水分含むから、勧めたくないんだけれど、大きい子たちには、さつまいもとかかぼちゃとかふかしてあげるといいですよ」と、教わっていた。あくの問題もあってだと伺っている。

それで、寒くなってくると、時々スーパーで焼き芋を買って、おやつに食べることになった。私も好きだし。

インコにも個性があり、食べ物や味の好みもかなり違う。大きいインコたちも、数が増えてくると、それだけ個性も違うし、好みも違う。最初、蜜芋でない焼き芋を買っていて、甘いこと、暖かいことで喜んでいたのに、後から来た子がそれを喜ばない、ということが出てきた。「まぁ、仕方ないか」と、思っていた。育った環境などで、嗜好が違うのは当然のことだから。

ところが！　である。或る時、偶然、相方が蜜芋の焼き芋を買ってきたのだ。まだ、暖かくて、蜜がところどころお芋の入った袋に染みている。香りも、甘さの濃さがわかるようなものだったらしいのだ。彼らには。さぁ、たいへん！　それまで、「そんなもの、私要らないです」と言っていた子が、「そのおいしいもの、早くちょうだい！！！！」と、催促するではないか。「あんた、食べるの？」と半信半疑で、割ってあげると、食べる食べる！！！　以来、蜜芋でないと、喜んでくれなくなってしまったのだった・・・・(T_T)蜜芋だと、いくらか冷めても食べるのだから、本当に好きなんだろうなぁ。

最近の近所のスーパーでは、焼き芋も年中あるけれど、やはり、蜜芋は、冬が多いらしい。そういうこともあるから、我が家では、焼き芋は、やはり秋冬の風物詩である。

Miekaruさんのやきいものお話が頭から離れなかったので、私も書いてみました。食べ物のこと話題にすると、おなかがすくなぁ。

それでは、おやすみなさい。良い夜を🎶