早寝早起きで達成できることと解決できない課題

 私の生活は23:30~24:30に寝て5時~7時に起きており、ほぼ「朝型」と言える。しかし、日によって就寝時間と起床時間にバラつきがあることと、可処分時間が2時間足りないことが課題だ。

 就寝時間を固定できない原因は仕事だ。その日のうちに終えなければならないトラブル対応や突発的タスクの発生により、自分の希望だけで決まった時間に仕事を終えることはできない。仕事を終えてから寝るまでの生活時間(食事や入浴など)も縮小することはできても完全に削ることはできない。結果的に就寝時間は後ろにズレることになる。日中の生産性を考慮すると、私に必要な睡眠時間はおよそ6時間だ。これも削ることはできない。寝る時間が遅くなった分、起きる時間も遅くなる。

 異動に伴って新しい知識と更なる語学力が要求される。習得できなければ、私に会社での未来は無い。この先、サラリーマンとして働くにしろ、独立するにしろ体力は欠かせない。勉強のために1.5時間+運動のために0.5時間の合計2時間を確保したい。睡眠時間を削らずに2時間確保できるだろうか?"朝の30分は夜の3時間"など早寝早起きの効能は素晴らしい。しかし、時間軸を2時間前倒しにしても、物理的に時間を2時間増やすことはできない。

 就寝・起床時間の固定と可処分時間の確保、この2つの課題をどう解決したものか。

 まず、朝と夜のルーティンから見直した。生活時間を可能な限り圧縮し、削れるものは削ったが、まだ2時間は確保できない。自分でコントロールできない要素の影響が大き過ぎるから就寝時間の固定は諦めた。

 2時間の確保は難しい、仕事が終わる時間は固定できないという前提で実現できることは何か?考え方を改めた。朝と夜に分けて90分は確保できたので、勉強に70分+運動に20分充てることとして朝・夜のルーティンに組み込んだ。仕事の終わった時間に合わせて、夜の生活行動を変えて就寝時間を固定することにした。遅くなると分かった時点で夕食調理は諦めてUber Eatsにシフト、21時までに終わらなければ入浴は諦める、22時を回るようなら夕食も入浴も諦めて蜂蜜入りホットミルクを飲み顔を洗って歯磨きだけして寝る、と決めた。夜の勉強と運動は削らない。現時点では入浴や夕食よりも優先順位が高いからだ。なお、仕事が23時まで終わらない場合は、緊急事態なので夜のルーティンは完全無視して、仕事が終わり次第眠ることにする。

 今回の私に限っては、早寝早起き、つまり時間軸を前倒しにすることでもたらされた効果は特に無かった。なぜなら、可処分時間数に変化が無かったからだ。起床から始業までの間、終業から就寝までの間、それぞれの時間での行動を見直すことで課題が解決できた。

 今後は、冬季24時〜6時、夏季23時〜5時を睡眠時間と固定してルーティンをこなし、安定した生活を送って心身共に健康に過ごしたい。

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