ロジックツリーをつかった課題発見から解決策を決めるまで
ロジックツリーって便利だし、使っていきたいよね。
ロジックツリーは課題発見から問題解決まで使えるので、その方法をまとめる。
ロジックツリーとは
以下のようなもの
ロジックツリーのポイントはMECEにすること。
ただ、4階層目ぐらいからは厳密にMECEにしようとすると無理が生じるので、できる限りでOK。
課題発見ツリー
課題発見からロジックツリーを使う。WHYツリーと言ったりもする。
具体例として、「夫婦喧嘩をしてしまう」という個人的に抱えているw問題に取り組んでみた。
問題に対してのWHYをどんどん深ぼっていく。
2階層目のポイントはフレームワーク思考で切り出すこと。
フレームワーク思考とは
ある事柄の構成要素を全体的に網羅すること。
例えば5W1Hとか、マーケティングでいうと4Pとか、3Cとか。
ここをフレームワーク思考ではなく、思いついたベースにすると、自分の視点に無いことに気づくことができない。抜け漏れが発生してしまう。
逆にフレームワーク思考で切り出すと、自分の視点に無いことに気づける。
以下などの細谷功さんの書籍に詳しいことが書かれてる。
どこまで深掘るか
どこまで深掘るかは、その問題に対して「現実的に対処できる対象」に留めること。上記の例でいうと「やろうと思うタイミングが違う」をもっともっと「なぜ?」と深掘っていくと、多分「育ってきた環境が違うからぁ〜♪」ということになってくる。そのことに対する対処できることって無いと思うので。
何が問題かを見極める
WHYツリーで問題を洗い出したら、どれが解決すべき問題か見極める。
データがある場合は、データの検証をして、本当に問題であることを見極めてから実施する。データが無い場合は、関係者と話し合うのが良いと思う。
少なくとも、その問題を解決したら大元の問題に貢献するだろう、と前向きな仮説にできるように。
今回は「洗い物において不公平感が生まれる」を解決すべき問題として進める。
解決策ツリー
課題発見ツリーがWHYツリーならば、こちらはWHAT、HOWツリー。
以下に具体例を作成した。
先程のWHYツリーもそうだけど、解決策ツリーは特に関係者複数人で取り組んだ方が良い。自分では気づき得ない解決策を提示してくれるから。複数人でいろんな解決策とか出していくうちに、これらってこの構成要素に分けられるな、ってことになり、フレームワーク思考で2階層目を後から綺麗に分けれたりもする。
解決策を選ぶ
解決策ツリーであがった解決策を、効果期待と実行容易性の2軸のマトリクスにマッピングする
もちろん、優先度が高く真っ先に実行するのは右上のエリアにある解決策。
今回は、「当番制」にするをやってみようと思う。
ここで忘れてはいけないのは、実行容易性は低いけど、効果期待は高いもの。「家事代行を頼む」は実行容易性が論外なので置いておいて笑
「食洗機を買う」は値段が高くて実行容易性は低いけど、まぁ頑張ってお金を貯めればなんとかなりはする。そういうものは、じっくり取り組んでいったほうがよい。よく言う、「優先度は高くないけど重要度は高い」っていうもの。
おまけ
ちなみに、「洗い物をやろうと思うタイミングが違う」問題の解決策ツリーも作ってみた。
これをマトリクスに当てはめると以下な感じ。
最終結論
「洗い物を当番制にして、夜22:30にやる」ようにしたら、うん、なんだか解決するような気がしてきた。更にコツコツお金を貯めて、食洗機を買う。
未来が明るく見えてきたぞ、ありがとうロジックツリー。
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