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マンション管理士試験に模試は必要なのか

 私が管理業務主任者試験・マンション管理士試験に独学で合格したときの経験から対策方法や勉強方法の記事を書いています。

 今回は、独学の場合の市販模試についてです。予備校の方は、予備校で予定されている模試に取り組んでください。

 管理業務主任者資格がある方は、わりと、
8月お盆明けか9月願書出したくらいからの勉強スタート。
1か月目は、TAC速習テキスト、標準管理規約コメント等熟読、TAC一問一答でスタートアップ。
2か月目は、TAC過去問8年分3回は回す。
3か月目は、間違えた箇所を中心にテキスト復習。 TAC直前予想模試で仕上げ。

 これで不合格になる方が続出しています。優秀な方や指運がよかった方は合格しているかもですが。
 この3か月のサイクルが年中行事にならないようにしたいものです。

 なので、(各人の理解力にもよりますが)これ以上のことをやっていかないと合格は厳しいので、少しだけ手を広げることをおすすめしています。

 上のプランのよくないと思われるのは、とりあえず、模試の点。

 模試は、適度に過去問も入れながら、予備校が当てるつもりで作った予想問題もバランスよく入ってるから最高だという方がいました。確かに、2000円しないで、模試が3回分収録されてますからね。

 個人的には、以下のとおり反対です。
①過去問も入るが、本試験の過去問の傾向やクセから乖離していく。
②学習曲線によると実力は、直前に伸びるから、直前に新しいことはしない方がよい。 
 例えるなら、古いアプリのストレージ(記憶量)が小さいと何か消さないとならないのと同様に、時間的にみて先に勉強した有益なテキストや過去問の知識を消さないと新しい模試の知識が入らないわけです。そして、そこまでして拾うような知識も多くはないかと思われます。重要なのは前者です。
 市販の模試を買い漁って演習なんて、目も当てられません。

 あえて、やるとしたら、早めにやることと、1冊でいいかと思われます。
 私もやったのですが、
・楽学マンション管理士直前予想模試(住宅新報社)
 が本試験のクセがわりと似てると言われています。建築設備の用語のレジュメも役立ちました。
 ただ、2023年は発売されないみたいで、情報としての価値が薄れすいません。
 TACの予想模試もやりましたが、やりすぎたなという反省をここにお伝えします(合格はしてますが)。

 市販の模試をやるなら、早めにと言ったのは、やはり先ほどの学習曲線の話のとおり、模試は試験の1か月前、遅くとも10月末迄に終えていてほしいものです。

 じゃあ、11月は何すんだ?って、
 11月は過去問を多く古くやりましょう。   
 それから、暗記から逃げない。

 がんばってください。
 

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