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マンション管理士試験の合格点が上がっているわけ

 私が管理業務主任者試験・マンション管理士試験に合格したときの経験から対策方法や勉強方法の記事を書いています。
 マンション管理士試験の合格点が上がっているという話です。

■過去の合格点
40点 ― 1回(R4年)
38点 ― 6回(H13.15.25.27.30.R3年)
37点 ― 4回(H18.20.22.R元年)
36点 ― 6回(H14.19.23.26.29.R2年)
35点 ― 1回(H28年)
34点 ― 3回(H17.21.24年)
30点 ― 1回(H16年)

 30点と40点はバグだということでいいですが、過去10年(平成25〜令和4年)で半分くらい38点、難しいと36点が合格点ですね。 
 平成19〜24年の合格点は、易しめだと36点で難しいと34点だったので、この当時は込み入った問題文が多かったので、受験生のレベルが上がり、その後の10年でもレベルは上がり、合格点が2点上がっているように感じますね。
 難しい回と易しめの回とが毎年交互になっています(令和4年がおかしいのは以前書いたとおりです)。
 難しい回に合格点を死守するのと、易しめの回で高得点争いをするのはどちらが得意ですか。私は前者の方が合っています。

 なんでこんなにレベルが上がっているかというと、マンション管理士試験の受験生は、半分以上は再受験者だからです。最低でも宅建か管理業務主任者を持ってる受験生が約8割。ベテラン受験生ばっかり。
 一定の能力があるから、マンション管理士試験は合格率が低いけど、自分はなんとかなりそうな気がしてしまう(問題文や選択肢が長くないから見た感じ難しそうに見えないのよね)。
 お盆休みが終わり、願書を出してからやっと勉強を開始して、1点か2点足りなくて落ちる(合格点の2点下くらいまではわりと行けてしまう)。毎年その繰り返し…。
 秋の風物詩。
 落ち葉のように積もる得点
 今年も散らされるの
 震えるほど怖い発表
 マン管のマドリガル♪

 1点か2点なら、いずれ指運でなんとかなるだろうと思うけど、なかなかならないで年中行事。

 人と同じようなことをしているようでは受からない。
 テキストより少し手は広がるけど(少し参考文献を増やすだけです)、指運に頼らない圧倒的な実力をつけましょう。 
 引き続き書いていきますので、よろしくおねがいします。

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