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1年間イラストを練習して気づいたこと

こんにちは、jafです。
本記事は下記の内容について書かれています。


イラスト練習を始めた動機

去年の1月、「自分って何の取柄もないな。」という虚無感がありました。
好きなものも嫌いなものもフワッとしたまま生活しており、このままでいいのかなという気持ちが日々強くなっていました。

立ち止まって考えた時に、物づくりをしている時が一番熱中していて、それが軸なのかもしれないと気が付きました。

物事に本気で取り組んだら何かつかめるかもしれないと思い、まったく触れたことないイラストに挑戦することにしました。

過去と現在のイラストを比較

同じテーマで比較する

1年前に描いたイラストと現在のイラストを比較してみます。
何が変わったのか確かめるために同じテーマで描いてみました。
テーマは「銃と少女」です。

過去のイラスト

1年前に描いたイラスト

このイラストは、たまたま家にあったモデルガンを使ってイラストを描いたものです。
3ヶ月上達法を始めたばかりで、右も左もわかりませんでした。

現在のイラスト

最近描いたイラスト

銃をテーマとしたときに、「ミリタリー」と「硝煙」要素を追加したいと思い描きました。

変化したことについて

1年前と変化したことについてまとめてみます。

  • 強勢について考える

  • 物の重なりを気にする

  • コントラストを意識する

  • 視線誘導を考える

  • 比率をよく見る

  • 描くと決めたらめんどくさいを言い訳にしない

  • イラストを描くことが楽しくなった

上記の点については特に意識するようになりました。

特に面白いと感じたのがコントラストについてです。
コントラストと聞いて色の明暗のイメージが強かったのですが、線の勢いやシルエットといった物の形や構造の影響も意識できることです。

1年間の間にやったこと

3ヶ月上達法

初めは3ヶ月上達法を行いました。
成果については別記事にまとめていますのでご覧いただけますと幸いです。

美術解剖学

美術解剖学について勉強しました。
1ヶ月ほど骨の部位とその比率について模写しながら覚えていきました。
体表に現れるランドマークを意識するようになりました。
同じ骨を数回描いて反復練習して部位を覚えることが効果的でした。
今後は筋肉について覚えてみたいと思います。

図形化

物や人体を簡単な図形にして考えるようになりました。
三角や四角といった図形を使ったときにシルエットがどのような印象になるのか考えるのはとても楽しいです。
構造を見たり重なりがわかりやすくて作業の時短の効果もあったと感じました。
複雑なものを模写する際も図形にすると描きやすかったです。

情報のインプット

純粋にいいと思った写真や風景、小物を観察しました。
今後は構造や仕組みについても描きながら観察したいです。
日常的にムードボードを作って観察するのが楽しいです。

反省について

描く量が足りてない

圧倒的アウトプット不足。
あれもこれも気になって作業に集中できていなかったです。
特に仕上げに関しては雑すぎるので改善していきたいです。
また、人体の筋肉やライティングについては弱すぎるので改善したいです。

観察力が足りていない

知識を仕入れてきたが観察の際に意識できていない。
じっくり見て気が付いたことをメモすべきでした。
良いと感じるもののビジュアルバランスや仕組みについて理解しきれないところがあります。

引き出しが少ない

インプット不足と組み合わせの発想がまだまだ甘いと感じました。
人生経験や日常生活での興味関心が内攻的過ぎたかなと感じています。

まとめ

上達度としてはまだまだですが、物事を考える際にいろんな要素を組み込む試みだったり、デザインの効果や意図を考えるきっかけになったのは成果かなと思います。

途中メンタルが沈んで勢いが落ちましたが、座学だけでもやってみたり、とにかく継続することは諦めませんでした。

周りで応援してくださる方やイラストを通じて交流が生まれたこと、関わってくださった方に感謝しております。
落ち込んだ時は励ましてくださったり、アドバイスや感想等とてもうれしかったです。

2024年はドローイングとライティングがよわよわなので鍛えていきたいと思います。

今は模写したい欲が強いので、コツコツしていきたいです。

最後に、この記事を読んでいただきありがとうございます。
これからも精進していきますので、よろしくお願いいたします。


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