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ふゅにばーす。のイギリス留学日誌 p.24 (3月8日から3月14日まで)

https://youtu.be/7DREl09gSTI

筑波大からイギリスのシェフィールド大学に一年間留学することになったふゅにばーす。です。前回に引き続き、留学の記録を書いていきます。


166日目(3月8日)

この日の夜は11月ぶり(?)の雪が降っていた。イギリスで3月に雪が降るのはかなり珍しいことらしい。

167日目(3月9日)

Arts Towerからの景色

一面の雪景色!
「雪降ってるねー」では済まされないほどの大雪。これには現地イギリス人たちも興奮して授業どころではない

168日目(3月10日)

この日は雪で学校があるとかないとか… 僕は行かなかった。

というか、金曜の授業は今後受けないつもりである。
というのも、金曜はArcGISの授業であるが、僕は筑波で既に同様の授業を受講していて、帰国してから単位が互換されないだろうと踏んだからだ。卒業単位はこれが無くなったからといって足りないということもないと思われるので、卒論や院試に向けて時間を割くためにもこのモジュールはさよなら。

この日はブライトンで行われるビートボックスの大会の前日なので、1日中練習していた。

169日目(3月11日)

朝5時に起きて、凍結してツルッツルの道を2キロほど歩き、駅に着いた。日本ならもっと適切な対処がされそうだが、雪が珍しいせいか雪が踏み固められているだけの歩道だった。

ブライトンはイギリスの南端なのでかなり遠い。一度ロンドンで乗り継ぎ、そこから更に2時間。

Brighton Electronic

会場は地元の学生バンドがスタ練しているお隣の小さな箱。参加者は13人くらいだった。みんな若くて、4人くらいは親同伴で来ていた。最年少はなんと8歳!

with Aspie

予選は6位で通過し、初戦Aspie相手に負けた。最終的に彼はEposも倒して準優勝だったので個人的には満足。ドラフトタグチーム部門は奇しくもAspieと組むことになり、延長戦の末準優勝した。

驚いたのは、ヘッドがボッコボコのマイクを全員で使い回すし、使い終わった後ステージに直置きすること。(もちろんみんな土足)
もう衛生的とかいう概念はないんだなと思った。また、タグ部門決勝では1音目を鳴らしたとき相手の唾液が大量に口に流れ込んできて流石に顔が真っ青になった。ビートボックスは汚いと思われがちだけど、うん、汚いです。

大会が終わり、宿泊先のモーテルに向かった。実は人生初モーテル
同じ部屋にはチリ人セーシェル人の男性が泊まっていて、それぞれの国についていろいろと話して盛り上がった。面白いなと思ったのは、セーシェルの方が日本とチリが時差がほぼないくらい近い場所だと思っていたこと。多分、アフリカ中心の世界地図だと日本とチリがちょうど右と左の一番端なんだろう。太平洋ってめっちゃデカいんだよ…? なんなら日付変更線あるし…

170日目(3月12日)

日の出を見たくて6時20分の海岸へ。
ブライトンは「ビーチ」が有名と聞いていたから勝手に「砂浜」と変換していたけど、小石でできた浜だった。英語ではSand Beachに対してPebble Beachと呼ぶらしい。

綺麗〜(無編集)
iPhoneのカメラでは限界あるけど、雰囲気感じてもらえれば幸い。

街歩き。街全体がカラフルで見てて楽しい。ただ少し早く出発したせいで店がまだ開いてない…

ということで仕方なく営業中のコーヒー屋へ。
するとそのコーヒー屋はスペシャリティーコーヒーを提供しているところで割高だった。と言ってもイギリスでコーヒー頼むと平均2.8〜3.0ポンドくらいなのに対して3.5ポンドとかだったから良心的な価格ではあった。
コーヒーがミニポッドで運ばれてくる。可愛い。
ポッドキャストで得た知識でスペシャリティーコーヒー=フルーティーな味を楽しむもの=酸っぱいと認識していた僕は「酸っぱいコーヒー」があまり好きではないので身構えていた。しかし、一口飲んで理解したこれがスペシャリティーコーヒーで、こんなコーヒーの楽しみ方があるのかと。自分の中でコーヒーの新しい扉が開けた気がした

お昼はチキン南蛮丼。旅行先で日本食食べたくなるのはなんなんだろう。少し安心を求めているのか…?

i360
Kissing Coppers / Banksy

午後はひたすら街をぶらついて、雑貨を見たり、服を見たり。途中でバンクシーKissing Coppersにも遭遇した。

Kurdish Coffee

最後は雨宿りも兼ねて別のコーヒー屋へ。普通のメニューの他にトルココーヒークルドコーヒーが置いてあり、トルコ人店主のアドバイスでクルドコーヒーを飲むことにした。(結論あんまり好きじゃなかった)
狭い店内には自分の他にもう一団体いたが、どうやら日本語で話している。よく聞いてみると一人の日本人留学生が台湾人3人に日本語を教えているようだ。日本人に出会うのは珍しいので、少し話に混ざってきた。
店を出ようとした時、店主と話すとなんと店主の奥さんも日本人で、少し日本に住んだこともあるらしい。すごい偶然
この後、アメリカーノを追加した…(話が長いので割愛)

171日目(3月13日)

暴風が吹き荒れたこの日は、お昼にLet's Sushiにクラスの子と一緒に行った。二日連続の日本食だ。
今回は珍しく僕からご飯に誘った。国内外・性別問わず、シャイそうな人ほど話しかけたくなる人間で… 迷惑がられなくてよかった。

授業は2時間だけだけど、アカペラも2時間半あるからなんだかんだ月曜は疲れる。

172日目(3月14日)

相変わらずイギリスの天気は意味不明なほどすぐ変わる。快晴から吹雪いて再び晴れるまで2時間以内。


では次回もお楽しみに。

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