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ふゅにばーす。のイギリス留学日誌 p.39 (6月16日から6月20日まで)

https://youtu.be/7DREl09gSTI

筑波大からイギリスのシェフィールド大学に一年間留学することになったふゅにばーす。です。

旅行していて更新できず、日本に帰ってきてから最後の一ヶ月分を書いています。ご了承あれ。


266日目(6月16日)

昨夜ブダペストに着いたが、ハンガリーの首都であることくらいしか知らない状況。まずは街中のどこかにスーツケースを預けて、藤本壮介さん設計の音楽の家を目指して歩いた。

中心部は通常郊外にありそうな巨大モールが点在している不思議な街並み。

音楽の家があるエリアはリジェ・ブダペスト・プロジェクトというハンガリー最大の公園の開発をしているらしい。入り口からすでに凄そう。
手前と横に干からびた池があったが、これは冬に巨大スケートリンクになるそうだ。

音楽の家到着。中には少し入りづらかったので外観を見てきたが、光の入り方がとてもよかった。

更にお隣にも地面を曲げて作ったかのようなえぐい建築が。こちらは博物館のようで、昼ごはんを食べがてら中に入った。

公園からまっすぐ歩いて一番の観光スポットであろう川沿いまで来た。この川を挟んで向こう側には歴史的な建物が沢山あったりするらしいが、時間が迫っているので今回は断念。
川沿いの景色がめちゃくちゃ綺麗だったので十分楽しめた。

この後はバスターミナルへ戻り、ルーマニアへの夜行バスに乗った。前日に決まったブダペスト行きで、滞在時間24時間にしては良い観光ができたと思う。

267日目(6月17日)

バスは9時ごろブラショフ付近に到着すると書いてあったので、それまでは寝て、そこで降りようと考えていた。
しかし、5時半頃急ブレーキにやんわりぶっ飛ばされて起きた。Googleマップで確認するともう隣町まで来ていた。おかしいなぁと思いながら、車窓を眺めていると6時過ぎにバスが停車。今どこなんだろと再びマップを見ると、そこは自分が降りようと思っていたバスターミナルで慌てて降りた。3時間早く着くとは…

宿に早く着きすぎても空いていないと思ったので、ターミナルで時間を潰すことに。トイレに入るのに現金がいるし、ハンガリーとルーマニアはEUだけどユーロは使用していないので困った。結果的には「現金持ってない」で大体行けた。

また、朝ごはんをターミナル内で買ったが、店主の娘さんが日本人と結婚して今練馬に住んでいるらしく、日本人ってどこにでもいるなぁと感じさせられた。

バスで宿まで来た。ホステル形式だったのですぐに部屋に入れた。荷物もレセプションに預かってもらい、少し休んでから観光した。

ブラショフは小さな街ですぐに一周できた。ここがメインの広場だが、朝なのでそこまで人がいない。

白の塔から黒の教会を眺める。赤褐色の屋根がいかにもヨーロッパらしい。

お昼を食べに下までまた降りてきた。正面にはまるでハリウッドのような看板が。どうやらあそこまで歩いていけるらしい。

ということで歩いて上まで来た。早歩きして1時間くらい。普通にキツい。その上、途中は雨で日暮れどき。足元は見えないしグチャグチャ。ちょっと登るタイミング間違えたかも。

268日目(6月18日)

ブラショフから電車でブカレストまで来た。ハンガリーの首都はブダペストでルーマニアの首都はブカレスト。ややこしい。

駅舎の海外感が強く、日差しも相まって南米に来たかと思った。

宿到着。Airbnb経由で取ったホテルだったが、部屋は広くて綺麗、ダブルベッドでTV付き、おまけに湯船まで。最高。
外が暑くて部屋からなかなか出られなかった。

少し気温が下がったのでやっと外に出てきた。これは世界で二番目に敷地面積が大きい建物らしい。

特別目立つものもないが観光地らしい活気があった。
シーシャが人気なようで至るところでモクモクしていた。

街でアジア人、特に東アジア系の人を見ることはほぼなかった。ブラショフでは数人の観光者、ブダペストでも5人くらいは視界に入った気がする。
何ならアジア人が珍しいからか自分に対して少し視線を感じた。

269日目(6月19日)

この日は荷物を整理して、後は帰るだけ。

バスで凱旋門の前を通る。パリのによく似ている。
ここから空港まで行き、空港で数時間ゆっくりすることに。

空港ではアニメ好きのイケメンに話しかけられたり、食べきれなかったサンドウィッチをドヤ顔で渡してくるおじさんと話ながら過ごした。

トランジットでポーランドのワルシャワに到着。ここまでは1時間弱だった。

そして成田行きの飛行機に乗り込む。

ついにこれで約一年間の留学生活も終了。
正直なところそこまでエモーショナルではなかったが、日本に戻ることへの高揚感はあった。

270日目(6月20日)

離陸してすぐの機内食を食べて寝ると気づいたら日本上空まで来ていた。ワープした気分だ。

成田到着。係員の方たちが日本語で案内してくれるのが新鮮に感じる。

空港では山口晃さんの作品が展示されているということで、帰りにちょこっと見てきた。この人の絵はとてもワクワクするので好きである。

もともと夜行バスで帰るつもりだったが、親がお金を出してくれるということで地元までは新幹線で帰ることに。

久しぶりのコンビニ飯。これを待ってた。日本に正式に戻ってきた感覚だ。


ってことで無事に帰って来れました!
この回は一旦これにて終わりにして、留学全般のことについては後で別に書こうかなと思います。

ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。

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