ふゅにばーす。のイギリス留学日誌 p.22 (2月22日から2月28日まで)
筑波大からイギリスのシェフィールド大学に一年間留学することになったふゅにばーす。です。前回に引き続き、留学の記録を書いていきます。
153日目(2月22日)
水曜は全休なので特に何もせず。でも何も無い日の虚無感は凄い。来週は授業なくても大学に行こう。
154日目(2月23日)
6月にオーストリアで行われるビートボックスのイベントのチケット買った!!! これによりオーストリア行き確定。1万8000円は高い気もするけど、今年のGBBより豪華なメンバーが来るからコスパは良いと自分を洗脳して購入。
無駄金は使ってないけど、服買ったり靴買ったりブライトン行ったりフランス行ったりスペイン行ったり色々出費重なるから怖い。口座を確認すると思いの外大丈夫なんだけど、怖いことに変わりは無い。
実はアルバイトをしようとしていて、Let's Sushiに連絡をして、cv(履歴書)を出したところだ。返信待ちだが、なかなか来ない…
最近日が伸びてきて、薄ら明るい夜空が見れる。とても綺麗だ。
アカペラがすぐ終わったので、日本人4人で鍋パーティーをした。ジャパソのウェルカムパーティーも同日だったので、少し寄ってショットだけ飲んできた。カラフルな液体はまるで飲み物では無い様に見える。
155日目(2月24日)
GBBのチケットは既に売れ切れているが、そのアフターイベントである7toSmokeのチケットが残っていると聞き、悩みに悩んでこれも買ってしまった…
冷静に考えて、何年間もネットで話してきた世界中の友達が一斉に東京に来るというのに、会いに行かないのはおかしい。なんなら失礼なんじゃないか…なんて考えているうちにボタンを押していた。
購入したとき、遂にGBBか…と思い、ビートボックスに人生を費やしているんだなという自覚が生まれた。少し感動した。
156日目(2月25日)
この日の夜はFBで誘われたおうちパーティー的なものに行った。おうちパーティーと言っても、狭い場所に70人くらい詰め込んだ激混みパーティーだった。キッチンに大きいスピーカー置いてクラブ状態。カオスである。
こういうのは別に参加費もないから、運が良ければ無銭飲食できるわけだが、この日はみんなのテンションについていけず先に帰った。会話には混ざれるけど、面白いことも言えないし、ペースを乱してる気がして… でも、楽しくなかった訳ではなく、いい時間を過ごせたし、このタイプのパーティーは初めてだったので経験できてとても有意義だった。
157日目(2月26日)
この日はインド人の友達に誘われ、中国人4人日本人2人インド人1人計7人でピークディストリクトへ行った。ピークディストリクトとはシェフィールドの隣にあるとても広大な国立公園である。実は最初の週のFWで行った以来初めての訪問だった。今回はバムフォード駅からハイキングコースを歩いていく。
迫り出した岩の上に座ってみる。実はこの時、下に岩が続いていないことは分からないで座っていた。撮影スポットなので安全性はある程度大丈夫だと思うが、他のところに座ったら危なかっただろう。
駅からここまで約2時間。今度はこのダムまで降っていく。
道中の木々のうねりがとてもカッコよかった。少し薄暗い時間帯に来たら不気味だろうな…
ダムから歩いてバムフォード駅へ戻り、シェフィールド市内で中華を食べた。やっぱり中華料理は美味しいし、安心する。
解散した後、1時間もしないうちに今度はサッカーの集合時間になった。今日はハーフコートで8asideをするらしく、いつもよりはハードになるだろうということだった。場所もいつものGoodwin Sports Centreではなく、駅裏の高校のスポーツセンターだった。(高校のスポーツセンターと言っても色んなスポーツに対応した設備があるし、人工芝のフィールドが何面も用意されている大きな施設)
予定では1時間だったが、なんと2時間半もプレーすることになった。既に筋肉痛… 脚からも鼻からも血が出ているし、顔も少し怪我した。だけど、このくらい本気の方がスポーツは楽しい。
この解散後は日本人4人で集まって人生相談会というか恋バナというか… 1時半くらいまでダベっていた気がする。
157日目(2月27日)
この日は大学を休んだ。夜更かしした割に朝は起きれたが、体がスムーズに起こせないほどの筋肉痛に襲われていた。出来ることはデスクワークくらい。
午後になり、流石に少しは落ち着いてきたところで、ピークに誘ってくれたインド人と買い物に行った。最後は部屋にも来て、どんなところに住んでいるのか見に来た。
158日目(2月28日)
火曜の授業は実質自習なので、初めはアーツタワー、次にダイヤモンド、最後はハートスペイスと大学を梯子した。
今週は謎に他人から嫉妬されることが多かった。
とあるアカペラメンバーは「君はチームのアイコンで、特に輝いてると思ってる4人のうち一人だよ。君自身でもわかってるでしょ？それに比べて僕なんか…」と言われ、人生相談会でも常にハッピーな自分は何かと羨ましがられるし、インド人の友達は「僕は25歳で君はまだ21歳なのに、君の方が僕よりも色んなとこに行ってるし、色んな経験をしているし、日本生まれの君の方がいい人生だよ。」と言ってきた。
もちろん羨望の目線を向けられることは嬉しい反面、その相手は自虐に走っているわけで、なんとも形容し難い不思議な感情に陥っている。
これについても後に書こう。
では次回もお楽しみに。
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