映画「朝が来る」を観た

無精子症の夫を持つ夫婦が養子を迎える、という題材で描かれた映画だと聞いて観てみました。

光がとてもきれいな映像が印象的で、主人公の名前はヒカリ。
ヒカリは中学生で妊娠し、ベイビーバトンというNPOの施設で人知れず出産をする。
そしてその赤ちゃんを養子に迎えた夫婦のストーリーが始まる。

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私たちにとって養子を迎える選択肢はまだ先かもしれないけれど、
ドナー提供による顕微授精が成功しなければ検討したいと話をしていました。

でもこの映画を観て、産んだ人のストーリー(それは多くの場合ポジティブなものではないはず)があることを想うと、
養子を迎えることに荷が重い気持ちを感じました。

映画の中で「養子縁組は子どもに恵まれない夫婦のためではなく、不遇な環境に生まれた子どものためにあるものだ」というセリフがあります。

自分たち都合で養子を迎えてしまったら、きっと
その子どもを産んだ母親は報われないのだろうと思いました。

他の人から産まれた命を"もらう"ということ、
それは大きな覚悟が必要そうです。

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