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睾丸が痛い人はサルのように歩く

睾丸を切った夫は、術後1週間めちゃくちゃ痛そうでした。
股を少し開いて少し前かがみになった状態で、サルみたいに歩きます。
そんなふうに歩いてたら腰痛めるよ、と言った次の日から腰がいたいたいと叫んでいました。

人の嫌な感情や痛みを伴う声は副流煙のように自分に取り込んでしまうもので、私も1週間とってもしんどかったです。
誰よりもしんどいのは夫だと分かっていても、もう2人の子どもが産めないという結果は私の精神にもしっかりダメージを与えています。家にしんどいのが2人きりなので、もちろん喧嘩もしました。今までで1番ひどいやつ。

だけどこの辛い中でも、私の脳は次の段階を考えています。
精神的ダメージを受けながらも、前に進んだ方がいいと本能が動いていました。
すぐに近隣で1番大きい不妊センターを予約。
そして第3者提供精子による不妊治療についてを調べ始めました。

・・・

すぐに発覚した驚愕の事実。。。
第3者提供精子による人工授精(AID)の成功率は「5%
5パーってやばくないですか

提供者の精子を凍結させて半年ぐらい遺伝子異常がないか検査した上でやっと注入というプロセス、その間に死んでしまってるのかな精子たち。

じゃあ体外受精は?
法律が未整備なので受けることが難しいらしいです。

泣きそうになっていたら友だち(唯一相談できる医者の妻、不妊治療経験者)が調べてくれて、
ありました!
体外受精もやってくれそうなとこ!
あるんだ、やっていいんだ!

スクリーンショット 2020-12-04 20.23.16

だけど距離的に行ける病院のHPを見ても、第3者提供精子についてあまりちゃんと書いてません。
ほんとにやってくれんのかよう〜〜
半信半疑ですが病院、行ってみます。

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