もうあの甲状腺の病院には行きたくない
びっくりする結果と、私にとってはありがたい優しいラッキー先生の言葉にじーんとしながら、ラッキー先生が続けて言いました。
そりゃそうなのか。ラッキー医院で甲状腺まで診てもらえたらありがたいけど、ここは内科だし・・・
でも、私はもう二度とアイアイ病院には行きたくもなかったのです。
だって、こんな結果を聞いたらもう幻滅。
しかも前回行った時はあんなだったし、馬鹿にされた上、あの先生が出した薬でこんなことになっているんだし。もう信用できません。何か新しい薬を出されたところで、絶対にあの病院の処方は飲みたくない。これ以上、体壊したくない。あの病院にお金を払って通うなんて嫌過ぎる。
何より、予約もできない上に、朝早く電車に乗って行くなんて、今の私のこの体では絶対無理です。
「でも先生、私もうアイアイ病院行きたくないです。こんなしんどい状態で行っても、何時間も待たないといけないから体力持ちそうにないし、やっと診察室に行けても、話もちゃんと聞いてくれないし、こんな診断結果だったのに、先日も半年分もの薬出されて、飲み終わる頃に来いってそれだけ。もう、信用できません。」
もう次から次へと不満が溢れて止まりませんでした。
晴れて、アイアイ病院ではなく新しい甲状腺の病院、しかもラッキー先生の友人の病院を紹介してもらえることになりました。
しかも今度はちゃんと予約システムがあるし、うちからはバスで通える場所にあるのでだいぶ助かります。(そもそも近場のこの病院ではなく、わざわざ少し離れたアイアイ病院を紹介されたことも、ワイ子の言ってた話が凄く当て嵌まって怪しい)
そのうえ、ラッキー先生直々に電話してくださりました。本当に神様に感じました。
すぐに翌日、紹介してもらった病院へ行くことになりました。
もうこの時点で確実に、オタククリニックへの不信感は膨らんでいたけれど、やっぱりその病院でも、新たな事実を思い知らされることとなるのです。
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