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恨・忘れられない初めての判定日

そして、初めての胚移植の判定日があっという間にやって来ました。

シロー丸と共に、病院へ。

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もう緊張MAXです。

いつも通り、少し待って名前が呼ばれ、診察室へと入りました。

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診察室の中には、またしても初めましての先生。もう見るからに、キラキラ女子で、不妊の先生になるには、本当に若くて、しかもファッション誌の表紙かってくらいの満面のキメキメの笑顔。

まぁ、それでもれっきとした先生です。目の前に白衣着ているんだし。だけど、妊娠判定結果でこんな満面の笑顔をされたら、笑顔になるくらい良い結果だったんじゃないかと、期待もしてしまいます。

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まるで、人気のケーキ、ついさっき売り切れちゃったんですよーとも言いだしそうなくらい、軽ーい感じでめっちゃ明るい笑顔で、陰性結果を告げられました。

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まぁ、ちょっと期待はしてしまっていました。初めてだし、先生もなぜか満面の笑顔だし。

どこかで、一回でうまくはいかないだろうと腹を括っていても、高いお金で治療しているのだから、どうしても期待はしてしまいます。薬もしっかり頑張ったし。

でも、”私”なんだから。とことん運がない”私”なんだから。やっぱりそんな簡単にハードル超えさせてくれないよね。神様は私のことが嫌いなんだから。

わかってはいるんだけど、説明会でのあのタコチュー先生の言葉が蘇ります。

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「先生が言ったこと、間違ってなかった!」にはなれなくて、こんなにショックなら、あんな軽く言われたくなかったな・・・

でも、高度不妊治療、初めての判定日。衝撃はこの後更に続きます。


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