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年齢とか尻を叩かれると・・・

それから生理もしっかりやってきて、もうかんっぜんに妊娠していないことはわかりきったのに、それでも私の体は回復しませんでした。

とは言え、その頃の私には不妊治療を休むという考えはなく、そんなでも真面目に指定日に通院していました。

仕方なくタクシーを使っていたので、お金も更にかかっていったけど。

そんなに混んでいなくて、待ち時間が少ないオタククリニックでも、相変わらずの痛い採血は辛く、しかもちょっとの待ち時間すらしんどく、とにかく横になりたい体に鞭を打って通いました。

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ラビ先生には、毎回まだ体調が悪い事を自己申請してたけど、移植に向けて準備は進んでいきます。

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体調不良は、まぁクリニックには知ったことじゃないかもしれないし、いやもちろん凄い大事なのだと現在はわかっていますが、この頃はなお、言われるがままに治療していたので、自分の中に生まれる疑問に蓋をして流されていました。

そのうえ、セレナさんの場合は年齢もありますし、と言われてしまうと、事実でどうしようもできないことなので、本当に焦らざるを得ない気持ちになってしまうのです。

どんどん進めましょうと言われると、近道を示されているようで、他の事は二の次だと思ってしまっていました。

この時、先生から、「今回は見送りますか?」って言ってもらえる言葉を期待してたけど、先生は「全く問題ないからどんどん進めましょう」と言うばかりだったので、そりゃもうやめる選択肢はなかったのです。

しかしでも、しんどいものはしんどい。

それでもなお、自分の中には”妊娠出来なさすぎる女(私)の想像妊娠厄介”という言葉を抱えていました。もう今じゃ笑っちゃうくらい、それだとしか思っていませんでした。

一応・・・的な気持ちで行きつけの内科にそのまま、寄ってみることにしました。

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でもその”一応”は、一応だなんてとんでもないことで、やっとここで、この悪しき”想像妊娠”の正体が判明するのです。


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