飲食店で失敗しない職場の選び方について(起業編)【その2】出店業態資料を作る
起業すると決めたら
起業すると決めたら、最初に作る資料です。金融機関がいうところの創業計画書です。私の場合は目的が飲食店経営ですので、出店業態資料という言葉が馴染んでいます。
出店業態資料は、自己紹介ツールです。会社の目的、店舗名、料理のジャンル、特徴、営業戦略、将来のビジョン、収支予想が描かれます。これがしっかりできていれば、会社を起業する、出店の立地を探す、資金を調達するための強力な武器になります。
のみならず、開業してからも時折振り返ることによって、ぶれない日々の行動原則になりますので、集中して取り組むことになります。
どこから描くか
白紙の状態からですので、どこから手をつければよいのか考えあぐねるかもしれません。自分が手掛けやすいところから筆を動かすのがよいと思います。エクセルで試算表を作ってみる。夢やビジョンを描いてみる。時間をかけて徐々に形にすれば良いと思います。
参考資料
創業の手引 日本政策金融公庫提供
色付きで、質問形式を埋めていくものです。書き込んでいるうちに頭が整理されていきます。初心者向きでとても親切に書かれています。「創業の手引、創業のポイント集」の「全ての業種の方へ」からダウンロードできます。
出店業態資料 H&H合同会社
私が実際に描いたものです。必要に応じて、随時更新しています。こちらも参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?