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飲食店で失敗しない職場の選び方について(起業編)【その6】出店まで

出店まで

店舗が決まれば、出店準備です。

料理、メニュー、人材募集は、主要なことなのですぐに頭がいくと思いますが、もっとも大切なことはお店を知ってもらうことです。そのための準備は多いです。

厨房器具と仕込み

二日前に仕込みを始めるのであれば、それまでに厨房器具が揃っていることが必要です。食材の到着もこの日に合わせます。

メニュー

メニューが必要です。手書き系かイラストレーター系かはお店のコンセプトによりますが、ブレないように気を払います。

ロゴとPOP

お店によっては、ロゴが必要になります。シンプルでかっこよいロゴは、それだけで人を呼ぶ力があります。前々からじっくりと準備しておくと良いと思います。予算はかかりますが、商標登録までしておくと、将来安心です。

PICO_logo_横組み_ピコデガヨ_専門店_OL

PICO_logo_横組み

商願2021−020550

ロゴとメニューのほか、チラシ、ポップ、看板、制服、必要であればシールや紙袋も用意します。
納品日がオープン日に間に合うように注意しましょう。納品日前に合わせたはずが、土日祝日は作業日数に入らないということで、あわやオープン日に間に合わなくなるところだった経験があります。

レジ周り

レジ関係は、電卓と小さな金庫と手書きの領収書があればできてしまいます。しかし、メニューのタブレットがあれば便利です。私はたまたまカードリーダーを持っていたこともあり、スクエアの端末を利用しました。

ビジネスのあらゆる場面を、ひとつにつなぐ square 

ちなみにですが、スクエアの端末があれば、クレジットカード決済から交通系、ID、クイックペイまでカバーできます。また、ネットオーダーも自前で組み立てることができます。なおIDとクイックペイの審査に日数がかかるので早めに登録すると良いと思います。

Paypayも導入は簡単で使うユーザーも多いので、オープン時に用意すると良いと思います。

デリバリー

UberEatsをできるだけ早く申し込むとよいと思います。営業許可証を取得したら申し込むことができます。
申し込んでから、早くて一週間。普通で、二、三週間かかります。

電話

固定電話が必要であれば、予約に時間がかかるので急ぎ手配したほうがよいです。必要でなければ、自前の携帯をお店の代表電話にしておいても支障はありません。インターネット回線の開通準備も同様です。

SNS

twitterfacebook、instagramグーグルマイビジネスのアカウントを取得して、オープンを告知しましょう。

自前でHP(できれば)

できれば、自前でHPを作れるとよいです。飲食店のHPは、掲載するものが大体決まっています。自前で作れると経費をカットできます。また、編集も自分で好きなときにできます。

私も、こちらのブログを参照させてもらって、この通りに作りました。

【初心者向け】WordPressでアフィリエイトを始める方法【中学生OK】 manablog

手順①:ドメイン(サイトのURL)を決める お名前.com 年間5000円から12000円くらい
手順②:サーバー(サイトの土地)を借りる
Mixhost 年間26000円くらい
手順③:ドメイン(サイトURL)とサーバー(Mixhost)を連携する
手順④:サーバー(Mixhost)にWordPressをインストールする
WordPress 無料から有料まで
手順⑤:WordPressのテーマ(サイトデザインのテンプレ)を選ぶ

こちらが、無料のWordPressで作ったHPです。
PICO DE GALLO チキンブリトー専門店

ドメインとサーバーの有効期限には注意しましょう。

人材募集

あまり早く集めると、人件費もかかるし、緊張感も持ちません。ギリギリのタイミングで確保。最小人数でスタートして随時補充がよいと思います。とはいえ確保できないと大変です。

私は、HPやジモティ、無料の求人サイトを利用しました。しかしうまく集まらず、オープン直前に前職のOBやアルバイトさんにお願いして初日を乗り越えました。そしてその日に来てくれたOBやお客様がスタッフになってくれました。
いまから考えると、かなり運がよかったのかもしれません。

今日から10日後に

実際のオープン直前の雰囲気をこちらに残しました。緊張と興奮の毎日でした。

今日から10日後に H&H合同会社


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