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Inside Funds

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Funds(https://funds.jp)を運営するファンズ株式会社のメンバーの記事をまとめたマガジンです 🙋‍♀️
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#スタートアップ

本気のシュトレンの作り方、あるいはスタートアップにおけるコンプライアンスのマインドセット

この記事は「Funds Advent Calendar 2023」23日目の記事です。 ファンズ株式会社という、貸付型のファンドへの投資勧誘をインターネットで行う金融系スタートアップの会社が僕の勤め先。 僕がそこでコンプライアンスを担当してそろそろ1年8ヶ月が経過しようとしています。 今日はそんな僕の趣味のお菓子作りシュトレン作りと会社での業務を簡単に紹介します。 趣味のシュトレン作りそろそろクリスマスですね。 キリスト教ではクリスマスまでの約4週間を待降節(アドベント

世界一周旅行か、新婚旅行か。

この記事は「Funds Advent Calendar 2023」8日目の記事です! はじめまして、こんにちは。 お久しぶりの方も、こんにちは、戻ってまいりました。 ファンズでFunds優待を担当しております植田です。 産休育休から4月に復帰しておりました。 この「Funds Advent Calendar」が始まったのが2年前の2021年。そのころ、わたしはちょうど臨月どまんなかだったため、早めに産気づく可能性に怖気づいて立候補できなかったのですが、安定した産休期間を

QAエンジニアによる少し遅めの入社エントリ

※これは「Funds Advent Calendar 2023」14日目の記事です。※ はじめにはじめまして!ファンズ株式会社でQAエンジニアをしているToruと申します。2023年2月より縁あってファンズに入社し、約10ヶ月が経過したところです。 通常、入社エントリは3ヶ月程度経過したあたりで書くのが一般的ですが、年末まで引っ張ってしまいました、、、ちゃんと反省はしつつ、入社のきっかけから現在までを振り返りたいと思います。 入社のきっかけ前職は、第三者検証会社でテスト

専業主婦が10年ぶりに社会復帰して思ったこと

この記事は「Funds Advent Calendar 2023」12日目の記事です🎄 自己紹介はじめまして、こんにちは。ファンズ株式会社の山本と申します。 ファンズでは代表 藤田のアシスタントを担当しており、プライベートでは中2男子と小5女子の2児のお母さんです。 ファンズに入社する前は実は専業主婦。10年ちょっとお仕事をしておらず、ブランクがありました。 第一子を出産するタイミングで前職の外資系金融秘書を退職してからはお母さん業一本。避けては通れない子供の小学校のPT

採用ブランディングがついに始動した話〜創業8年目のスタートアップの現場から〜

これは「Funds Advent Calendar 2023」9日目の記事です。 こんにちは!ファンズ(株)というFintechスタートアップで採用人事をしている市丸です。(Xはこちら!) 前職では5年間エージェントの立場でたくさんの企業や候補者の方の採用・転職に関わり、今年の3月にファンズへ入社。 初めてのスタートアップ、初めての人事、と、社会人10年目にして新たな挑戦をさせていただけることにとても感謝する今日この頃です。 誰だって今日この瞬間が1番若い!!! さて、そ

【エンジニア採用】 現場のエンジニアが分担して採用活動を行うためにとりくんだこと

はじめにはじめまして!ファンズ株式会社でバックエンドエンジニアを担当している飯田と申します。2022年にファンズにJoinしました。 ファンズでは開発だけでなく採用に携わる機会をいただき、これまでさまざまな採用活動の改善に取り組んでまいりました。 今回は「採用活動の組織化」に向けて、ファンズのエンジニア採用チームが取り組んだことの一部を共有したいと思います。 どんなひとむけかこのnoteが採用活動にお悩みのスタートアップの採用担当者や、CTOの方の参考に少しでもなればと願っ

それ、Fundsなら実現できます【FundsAC2022連動】

※ これは「Funds Advent Calendar 2022」24日目の記事です。※ ご無沙汰しております。ファンズ CLO(Chief Legal Officer)の髙尾です。note更新は前回のAC2021連動のエントリー以来ちょうど1年、2年連続24日登板ということでイブの人になりつつあります。 2021年12月24日の記事でFundsについて以下のようなことを書きました。 今年11月28日に政府の「新しい資本主義実現会議(第13回)」で決定されたスタートアッ

Funds立ち上げメンバーが入社から5年経って今思うこと

これは「Funds Advent Calendar 2022」9日目の記事です。 はじめまして、Fundsで営業部門の執行役員している新才です。 普段はあまり自分の想いとか語らないキャラですが、入社してもうすぐ5年経つということで今思うことをつらづらと書いてみようと思います。 なぜFundsに入社したのか僕がFunds(旧クラウドポート)に入社した理由はFundsのサービス構想に共感したのもありますが、一番は「変化を創り出す側に行きたかったから」です。新聞やニュースで新し

さて、Fundsに翼を授けるのは?【FundsAC2021連動】

※ これは「Funds Advent Calendar 2021」24日目の記事です。※ ご無沙汰しております。ファンズの髙尾です。気づけば今年もあとわずか、note更新は前回STOのエントリー以来1年5ヶ月ぶりのようです。あないみじ、時が経つのは実に早いですね。 うーむ、何を書こうかなと考えたのですが、普段あまりテキストで表現する機会がないので、ファンズというチームについてマジメに書きます。なお、以下ではファンズという場合は組織としてのファンズ株式会社、Fundsという

AWS Control Towerを使用してアカウントを分割した話

ファンズでSREをしているあらきです。弊社ではAWSをメインに使っていますが、当初から1アカウントの中に開発やテスト環境を作っていました。分割した方が安全なのはわかりつつもなかなか腰が重く実行に移せていませんでしたが思い切ってAWS Control Towerを使用して既存アカウントを分割しました。Terraformで管理はしていたものの、新しい構築はそれなりの時間と労力がかかりました。本番アカウントは当初からあるアカウントに残した状態で開発環境を移したお話をします。 分割

ファンズの開発組織で実現したいこと

この記事は Funds Advent Calendar 2021 2日目の記事です! ファンズ株式会社の若松(@yshnb)と申します。 貸付投資のオンラインマーケット「Funds」を運営するファンズ株式会社は、2021年11月に5周年を迎えました。僕自身、ファンズは会社の創業時から在籍していた会社なので、この会社に関わって5年も経ったのだなぁと考えると、なかなか感慨深いものがあります。 またこのタイミングで、僕自身は執行役員CTOに就任しました(& プロダクト開発部長

Fundsで実施してきた社内勉強会(オンライン読書会)の振り返り

Funds のプロダクト開発部では、2020年の初頭より約1年間、「データ指向アプリケーションデザイン」の読書会を実施してきました。 この読書会もようやく最後まで読み終わり、振り返りの機会と今後の勉強会をどうしようか?という話をしたので、チーム内向けのまとめも兼ねつつ今回はこの振り返りで話したことをご紹介したいと思います。 これまでの読書会の実施形式これまでの「データ指向アプリケーションデザイン」読書会は、次のような形で実施してきました。 各章ごとに事前に担当者を決めて

FundsでのHTMLメールレンダリング

今回はかなりニッチなネタですが、HTMLメールについて。 Funds のサービスから自動的に送付するメールは、HTML/テキストの両方を含むマルチパートメールとして送信しています。 HTMLメール自体はあまりサービスにおいて本質的なものではありませんが、今回は昨年行った、このHTMLメール送信のサービスを切り出した話を述べてみたいと思います。 マルチパートメールの仕組みまずはじめに、HTMLメールで使用されるマルチパートメールの仕組みを簡単に説明しておきます。 マルチ

CodePipelineを使ってflyway Migrationをしている話

小ネタなんですが、地味に手動でやっていたマイグレーションをCodePipelineに乗せて手動をやめた話を書きます。 こちらを読んでいるみなさんはDBマイグレーションってどうやっていますか? 結構手動でやったりしがちなんですがSSHやAWSのSystemManagerから入ってコマンド打つのはハードル少し高いですよね。 FundsではCodePipelineを使っているのでそのパイプラインの中に組み込んでみました。 どこで実行すべきかRDSがPrivate Subnet