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ヘアドネーションで私が学んだこと

髪を伸ばす過程で、多くの女性たちが日々行っているであろう髪の手入れや苦労を知りました。

また、ヘアドネーションに至るまでに、私の外見の変化を目にした方から「(男なのに)なぜ髪を伸ばしているの?」とご質問をいただきました。

その度に、ヘアドネーションについて説明していましたが、男性が髪を伸ばすのに理由が必要なのだろうか?という疑問も同時に湧きました。

「もしかしたら、LGBTと呼ばれるようなセクシャルマイノリティーの方々は、同じような悩みを抱えているのかもしれない」と考え、インターネット上で徹底的に調べてみました。

すると、多くのLGBTの方々が幼少期にいじめられたり、希死念慮を抱いた経験をお持ちで、大人になってからも自らの性に起因する就業の難しさがあるという事実を目の当たりにしました。

そこで私が学んだのは、LGBTの人も、LGBTでない人も、LGBTの問題について理解する必要があるということです。

日常的に周囲から否定的な言動がある環境下では、「LGBTの自分が受け入れられるはずがない」と諦め自己否定につながることもあります。
また、周囲のLGBTでない人も「身近にLGBTの人がいない」と思い、何気ない言動で傷つけてしまうことも少なくありません。
(出典:Rebitの想い-Rebit HP

それ以来、私も日常的な言葉遣い(例えば、彼氏/彼女ではなく、恋人/パートナーなど)から注意するようになりました。

ヘアドネーションをきっかけに、女性やセクシャルマイノリティーの方々など、自分と異なる性を持つ方への理解が深まったように思います。

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鈴木大悟
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