【プレスリリース】1億円以上の調達が可能となる「FUNDINNO PLUS+」ベンチャー企業向け大型調達のニーズに応えてローンチ ~第一号案件はアン・コンサルティング株式会社、1.1億円を調達~
株式会社FUNDINNO(本社:東京都品川区、代表:柴原 祐喜/大浦 学、以下「当社」)は、1億円以上の大型資金調達が可能となる新サービス「FUNDINNO PLUS+(以下、ファンディーノプラス)」を開始したことをお知らせします。第一号案件はアン・コンサルティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:久利 鋭一、以下「アン・コンサルティング」)にご利用いただき、1.1億円の資金調達が実施されました。
背景
当社が展開する株式投資型クラウドファンディングFUNDINNO(以下、FUNDINNO)は、これまでシードやアーリーステージのベンチャー企業を中心に少額の調達機会をご提供してまいりました。これは金融商品取引法の定めにより、ベンチャー企業が調達できる金額が1年間に1億円未満という上限があることによります。
他方、ベンチャー企業の中でも特にミドル・レイターステージの企業を中心として、事業が成長フェーズにある企業の場合、事業成長をさらに加速するには1億円という金額は決して十分な金額とは言えず、大型資金調達の要望をいただいておりました。
そのような背景のもと、当社は株主コミュニティ制度と特定投資家制度を用いた、ファンディーノプラスという新サービスを立ち上げるに至りました。
引き続き、資金調達の多様な選択肢を提供することで企業の成長支援を行い、「フェアに挑戦できる、未来を創る」というビジョンの実現に邁進してまいります。
FUNDINNO PLUS+(ファンディーノプラス)とは?
ファンディーノプラスは、ベンチャー企業が1億円以上の大型資金調達が可能となるサービスです。従来、当社が提供してきたFUNDINNOでは、金融商品取引法により調達額が1億円未満と定められておりましたが、ファンディーノプラスでは1億円以上の調達が可能となります。ファンディーノプラスは、FUNDINNOで投資家登録を行い、かつ特定投資家*へ移行した方を対象としたサービスとなっており、組成された株主コミュニティに参加することにより、ご投資が可能となります。(株主コミュニティへの参加には審査があります)
なお、当社では2022年9月より特定投資家制度を導入しており、一定の条件を満たすことによって個人および法人の投資家登録が可能となっております。
*特定投資家制度とは
特定投資家はいわゆるプロの投資家として、金融商品に対する十分な知識、経験や、財産、リスク管理能力等を有していると考えられることなどから、金融商品取引業者が特定投資家向けに金融商品の販売・勧誘等を行う際には、法に基づく行為規制の一部が適用除外とされる制度です。(https://fundinno.com/about_specific_investor)
アン・コンサルティング 代表取締役 久利 鋭一様のコメント
当社は「新しい はたらくを創る」を理念に掲げ、フリーランスIT人材のマッチングサービス『フリエン』、完全成功報酬型サービス『チョクフリ』を展開しております。事業の成長を加速させ、「全ての人が働き方の多様性から最善の選択ができ、自由な環境で力を発揮できる世界を創りたい。」というビジョンの具現化を計画したとき、必要となるものの一つが資金でした。
独自に資料を作成して投資家回りを行い、中には前向きに進むこともありましたが、最後の一押しで結論までもっていくことができないなか、出会ったのが「FUNDINNO PLUS+」です。従来のFUNDINNOでは資金調達の規模に制限がありましたが、FUNDINNO PLUS+はこの懸念点が解消されていたため、成長の一助にしようと決意いたしました。
株主コミュニティの組成など聞き覚えのない仕組みについてはしっかりご教授していただき、必要な法定手続きや投資家様向けの資料作成など細かくサポートしていただきました。おかげさまで、希望した時期・金額規模で調達を実行することができました。これから投資家様とのリレーションが始まりますが、FUNDINNO社からもご指導をいただきながら適切に対応を進めていき、当初の目的である事業の成長を実現させ、投資家様に還元していきたいと思います。
これから調達を考えられている企業様には、上述のとおり企業に寄りそう親身な対応をしていただき、高いコミット力を感じたため、一つの投資手段としてFUNDINNO PLUS+を強くお薦めします。
FUNDINNOのサービス
<株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」の概要>
日本初*の株式投資型クラウドファンディングサービスのプラットフォームである「FUNDINNO」は、1口10万円前後の少額から、IPOやバイアウトを目指すベンチャー企業に投資することができます。ベンチャー企業は各地から集まり、その中から厳しい審査を通過した企業のみが投資家の募集を行います。FUNDINNOでは普通株式や新株予約権への投資となり、投資先企業からのIR情報を定期的に確認することができます。企業によっては投資に対してエンジェル税制を活用できる場合や、株主優待を設定している会社もあり、新しい投資体験が可能です。※FUNDINNOを通じて投資を行う場合は、投資家様にも投資適格性などの審査が必要となります。
*日本証券業協会よりhttps://market.jsda.or.jp/shijyo/kabucrowdfunding/toriatsukaigyousha/20200907114040.html
<クラウド経営管理ツール「FUNDOOR」の概要>
FUNDOORは、弁護士監修のベンチャー企業のためのクラウド経営管理ソフトです。株主管理、株主総会、財務管理・IR配信などをワンプラットフォームでサポートし、CXOをベンチャー企業の株主管理・経営管理にかかる煩雑な業務から解放します。今よりもさらに事業に集中できる環境を提供することで、ベンチャー企業の成長を支援していきます。
<未上場株のマーケット「FUNDINNO MARKET」の概要>
FUNDINNO MARKETは、インターネットで未上場株式を売買できる、日本初のマーケットです。日本証券業協会が提供する株主コミュニティ*という制度を活用しています。従来、株主コミュニティを活用した未上場株の取引は存在していましたが、オンラインによる取引を実現するのはFUNDINNO MARKETが初めてとなります。
FUNDINNO MARKETを利用することにより、投資家は未上場株式の売買ができるとともに、利用企業は将来的には私募での大型調達も可能となる見込みです。なお、利用企業側は、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」の活用有無は問われません。
*株主コミュニティとは、地域に根差した非上場の企業等の株式を売買したり、その株式の発行により資金を集めたりする仕組み
日本証券業協会「株主コミュニティ」https://market.jsda.or.jp/shijyo/kabucommunity/index.html
<株式会社FUNDINNO>
所在地:東京都品川区東五反田5-25-18
代表取締役:柴原 祐喜/大浦 学
資本金及び資本準備金の合計額:35億9247万9340円(2021年6月15日現在)
設 立:2015年11月26日
第一種金融商品取引業者 関東財務局長 (金商) 第2957号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人Fintech協会
今回のプレスリリースの記事は下記よりご覧いただけます。
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