FUNDINNOマンスリーレポートVol.6（2022年4月発行）

こんにちは、FUNDINNO編集部のゆっきーです。ここ最近は寒暖の差が大きくて、衣替えも少し戸惑いますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今月も、皆さんにもっとFUNDINNOを知っていただくため、前月の活動を振り返るマンスリーレポートをお届けいたします。

最後までチェックいただけると嬉しいです！

１．2022年3月のFUNDINNO成約件数、成約金額

3月は、成約件数5件、成約金額約1.7億円でした。

２．FUNDINNOニュース

3月リリースされたFUNDINNOに関連するニュース情報をまとめています。

①岡三証券グループと資本業務提携を締結国内ベンチャー企業の成長支援に向けて協業

このたび、岡三証券グループと資本業務提携により、国内ベンチャー企業の資金調達や岡三証券グループのプロダクト・ソリューションの提供を通じて成長支援を行い、未上場株式のプライマリー市場およびセカンダリー市場の発展に取り組んでいきます。

岡三証券グループと資本業務提携を締結国内ベンチャー企業の成長支援に向けて協業

②未上場株式のオンラインマーケット「FUNDINNO MARKET」株主コミュニティの参加者数が日本最多に

未上場株式のオンラインマーケット「FUNDINNO MARKET」の延べ参加者数が、株主コミュニティを運営する証券会社の中で、サービススタートから３か月で日本最多になった事をお知らせします。また今後も、毎月１−２社のペースで、新たな株主コミュニティを組成する予定であり、年内には15～20銘柄まで増やす予定です。

未上場株式のオンラインマーケット「FUNDINNO MARKET」株主コミュニティの参加者数が日本最多に

③フェアに挑戦できる、未来を創る。「FUNDINNO」博報堂ミライの事業室と、シードステージのスタートアップとの新規事業共創に関する業務提携を締結

日本におけるスタートアップの資金調達環境や支援環境は年々進化を遂げているものの、未だ資金調達や協業相手のマッチングがスムーズに進んでいるとは言い難い状況にあります。また社会や生活者の課題を本質的に解決し、新たな価値を創造するためには、スタートアップとの協業や連携が不可欠です。株式投資型クラウドファンディング等を通じて未公開企業の幅広い支援を行うFUNDINNOは、「Hakuhodo Alliance One」とともに、シードステージのスタートアップとの新規事業の共創に関する業務提携を締結しました。

フェアに挑戦できる、未来を創る。「FUNDINNO」博報堂ミライの事業室と、シードステージのスタートアップとの新規事業共創に関する業務提携を締結

▼「博報堂ミライの事業室」とは？

ミライの事業室

④未上場未上場株式のマーケット「FUNDINNO MARKET」業務提携先の株式会社Macbee Planetと共同開発

昨年12月にリリースした「FUNDINNO MARKET」の会員ページにて、「ファン投資家」向けのサービス「I-Robee」を活用したIR機能をリリースしました。

未上場株式のマーケット「FUNDINNO MARKET」業務提携先の株式会社Macbee Planetと共同開発

未上場株式企業の情報は、上場企業と比較すると、十分ではありません。FUNDINNOを利用する投資家の皆様からは、該当企業のホームページや当社における開示情報以外にも、インターネットで情報を収集するというお声を頂戴しています。そのような背景より今回はインターネット上で、該当企業に関するニュース等の情報を収集する機能を開発しました。

株式会社ロジック・アンド・デザイン

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３．海外ニュース

米国ECFのメインプレーヤーは、Wefunder、Republic、StartEngineの3社。この3社で米国ECF全体の約86％のシェアを占めています（シェア数値：2022年3月単体）。下のグラフは、3社の2021年以降の月別調達金額の推移です。

2022年2月は、Wefunder、Republicの両社が大型案件を成立させた影響もあり、大きく推移を上昇させていましたが、3月に入り少し推移を下げています。企業でいうと、Republicの「Revero」などに人気が集まりました。

「KINGSCROWD」より引用

また『スタートアップの評価はプラットフォームによって異なるのか』という「KINGSCROWD」特集記事についてご紹介します。

以下のグラフは、2021年の5つの異なるプラットフォームのスタートアップ評価の中央値を調べたものです。

「KINGSCROWD」より引用

上記より、

StartEngineのスタートアップ評価の中央値は、1,805万ドルで最も高く、WefunderとRepublicのスタートアップ評価の中央値は、1,000万ドルと最も低いことが見て取れます。とても興味深いですね。

多くのスタートアップが資金調達のためにECFを活用するにつれて、評価の中央値はプラットフォーム間で増加し続ける可能性があります。米国では将来有望な数多くのスタートアップに、早期に投資するチャンスが広がっていると言えそうです。

日本ではまだまだ成長過程にあるECF市場。FUNDINNOも引き続き、取り組んでいきたいと思います！応援どうぞよろしくお願いいたします。

以上、今月のマンスリーレポートでした。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました！来月もぜひチェックしてくださいね。