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【マッチレビュー】Bリーグ 23-24 B1第25節 GAME1 千葉Jvs群馬
ロスター
千葉ジェッツ
※ボックススコアを参照ください。
群馬クレインサンダーズ
⚡️𝑻𝒐𝒅𝒂𝒚'𝒔 𝑹𝒐𝒔𝒕𝒆𝒓⚡️
— 群馬クレインサンダーズ (@gunmacrane3ders) March 6, 2024
1 𝐾𝑜ℎ 𝐹𝑙𝑖𝑝𝑝𝑖𝑛
2 𝑇𝑜𝑚𝑜𝑘𝑖 𝐻𝑜𝑠ℎ𝑖𝑛𝑜
3 𝑀𝑖𝑐ℎ𝑎𝑒𝑙 𝑃𝑎𝑟𝑘𝑒𝑟
4 𝑇𝑟𝑒𝑦 𝐽𝑜𝑛𝑒𝑠
8 𝐴𝑙𝑙𝑒𝑛 𝐻𝑎𝑐ℎ𝑖𝑚𝑢𝑟𝑎
9 𝑁𝑎𝑜𝑡𝑜 𝑇𝑠𝑢𝑗𝑖
11 𝐾𝑒𝑛𝑔𝑜 𝑁𝑜𝑚𝑜𝑡𝑜
12 𝐾𝑒𝑖𝑔𝑜 𝐾𝑖𝑚𝑢𝑟𝑎
14 𝑇𝑒𝑟𝑢 𝑆𝑢𝑔𝑎𝑤𝑎𝑟𝑎
16… pic.twitter.com/xyyRDZw5ww
スタメン
千葉ジェッツ
✅Today's starting lineup✅
— 千葉ジェッツふなばし 🛫PAINT IT JETS✨ (@CHIBAJETS) March 6, 2024
#2 富樫勇樹
#3 小川麻斗
#10 ゼイビア・クックス
#33 ジョン・ムーニー
#50 アイラ・ブラウン
負けられない同地区対決🔥ホーム一丸でGo!JETS‼️🛫#chibajets #Bリーグ #千葉ジェッツ
▼ライブ配信はチーム専用リンクから📣https://t.co/bf2A0c1iYs pic.twitter.com/qC49AR62DF
群馬クレインサンダーズ
⚡️𝑺𝒕𝒂𝒓𝒕𝒊𝒏𝒈 𝟓⚡️
— 群馬クレインサンダーズ (@gunmacrane3ders) March 6, 2024
𝟏 𝐊𝐨𝐡 𝐅𝐥𝐢𝐩𝐩𝐢𝐧
𝟑 𝐌𝐢𝐜𝐡𝐚𝐞𝐥 𝐏𝐚𝐫𝐤𝐞𝐫
𝟒 𝐓𝐫𝐞𝐲 𝐉𝐨𝐧𝐞𝐬
𝟗 𝐍𝐚𝐨𝐭𝐨 𝐓𝐬𝐮𝐣𝐢
𝟐𝟓 𝐊𝐚𝐥𝐞𝐛 𝐓𝐚𝐫𝐜𝐳𝐞𝐰𝐬𝐤𝐢
vs #千葉ジェッツ 19:05 Tip-off#バスケットLIVE で配信📡 https://t.co/iSO25YNSOK#群馬クレインサンダーズ… pic.twitter.com/umesBb0Dx2
試合結果とボックススコア
1Q 千葉J 19-25 群馬
2Q 千葉J 51-45 群馬(千葉J 34-20 群馬)
3Q 千葉J 65-80 群馬(千葉J 14-35 群馬)
4Q 千葉J 86-95 群馬(千葉J 21-15 群馬)
ショウ&リカバリーを徹底した群馬
ブラウンの3ptを皮切りに開始から5-0のランに成功した千葉Jに対し、群馬はジョーンズを中心にペリメーターとペイントでの得点を重ねてすぐに逆転すると、固いディフェンスから徐々にリズムを作ることになる。
選手を細かく交代しユニットを変化させて来る千葉Jに対しても動じず、群馬が思い切りの良いショウディフェンスに出ながら、同時にリカバリーの意識も高く共有。PnRを起点とする千葉Jのポゼッションを止め、巧みに試合をコントロールする。
オンザコートの編成を目まぐるしく変え、試行錯誤の時間帯となった千葉Jに対し、群馬はセカンドユニットにおいては2ビッグ+八村の高さを武器に、2ポゼッションのリードをキープしながら2Qへ入る。
紅のスナイパー
2Q立ち上がり、群馬はターズースキー、千葉Jは金近のアタックによりペリメーターとペイントエリアで決め合う展開。千葉Jは、スミスが両サイドウイングから連続で3ptを決め、同点に追いつくことに成功する。
群馬はベンティル、パーカーのハイローで対抗するも、オフェンスリバウンドを回収した千葉Jは譲らず、セカンドチャンスポイントを積み上げることになる。三線速攻からスミスが仕上げれば、富樫のキックアウトからブラウンが3ptを沈める。スミスがエンドインバウンズからの得点に加え、またも3ptを撃ち抜くなど、本領を発揮した"紅のスナイパー"に率いられた千葉Jが、試合の主導権を手繰り寄せていく。
千葉Jの多彩なオフェンスにやや押され気味の群馬であったが、DFにおけるローテーションのスピードと強度は下がらない。ディフェンスで耐えながらファストブレークで粘り強く食らいつき、富樫、フリッピンの打ち合いを経て、千葉Jが6点をリードして試合を折り返す。
守り、挑む走り合い
3Qはスタートから群馬がディフェンス強度を全開に上げる。ターズースキーを中心としたスピード感の溢れるショウ&リカバリーを軸に、アウトサイドをケアするディフェンスは前半から引き続き継続。オフェンスの局面においては、ファストブレークからパーカーを中心にテンポよく加点した群馬が、同点に追いつくことになる。
千葉Jはクックス、ムーニーがセカンドチャンスポイントを決めていくが、完璧なローテーションを見せる群馬のディフェンスに対しては、やや後手に。この間にジョーンズの果敢なファストブレークなど、真っ向から走り合いに挑むことで、群馬がリードチェンジに成功。
ディフェンスで足を止めることが無かった群馬は、オフェンスでも走ることを止めない。フリッピン、並里のコンビが続けざまにファストブレークを決めると、ジョーンズ、パーカーも1on1から畳みかけ、3Qの主導権を完全に掌握。群馬が15点のリードを奪って4Qへ。
立ちはだかる高い壁を超える
迎えた4Q。3Qの流れを継続する群馬は、ターズースキーのエルボージャンパーで、最大となる17点のリードを奪うことになる。だが千葉Jはムーニーがバスケットカウントを決めると、ファストブレークからスミスも加点し、徐々にオフェンスのリズムを取り戻していく。
スミスはカットインでのバスケットカウントを叩き込むなど、最終クォーターにも群馬を脅かしながら、千葉Jが1桁点差まで追い上げる展開へ。群馬はオンコートにジョーンズを戻し勝負をかける。
4Qも止まらないエースが、リムアタックで群馬のオフェンスを牽引する。ジョーンズの脅威に対して後手を踏む千葉Jに対し、オフェンスリバウンドからパーカーがセカンドチャンスを決めれば、ジョーンズと対をなすもう一人の軸であるフリッピンが、1on1からタフショットを決めるなど、古巣対決の3人を中心に2桁リードを死守した群馬。初勝利へ向けて、千葉Jを畳みかけていく。
残り40秒の局面においてスミスが3ptを沈めるなど、最後まで群馬を苦しめる千葉Jだったが、群馬は決定的となるジョーンズからパーカーへのタッチダウンパスが決まり、試合をクローズ。
スコアは千葉J 86-95 群馬。高い壁であり続けた千葉Jから、初めてとなる勝利をその手で群馬が掴み取る事となった。
あとがき
対戦10戦目にして、ついに千葉Jを倒した群馬。ターズースキーのショウ&リカバリーを軸に、リーグ最高のインサイドコンビであるムーニー、クックスが絡むPnRを封じながら、ペイントエリアでの主導権を終始譲らなかったことが、最大の勝因となったように見受けられる。
古巣対決となったフリッピン、パーカー、ジョーンズは、それぞれ18得点、24得点、24得点を決め、気を吐いた3人を中心にオフェンスを展開。リーグ最高のスピードを誇る千葉Jのローテーションディフェンスに対し、ファストブレークからの得点という、自らの最も得意とする速い展開に持ち込むことができたことも、特筆すべきポイントだろう。
千葉Jはスミスが3FG:87.7%(5/6)、両チーム最多となる33得点を決める驚異的なスタッツを叩き出すも、チームとしての3FGは22.6%(7/31)と上がらず。ショウ&リカバリーでインサイド、アウトサイド両面を守り切った群馬ディフェンスの攻略には苦戦。3Qでのリードチェンジを許すことになり、その点が決定打となった。
年明け以降、急速に完成度を高めた千葉Jに対し、高い集中力を見せ後半勝負で勝ちきった群馬。"CSに出場してその先の頂に挑戦する"という目標が決して絵空事ではない、現実に目指すことのできる目標であることを証明してくれたチームに、改めて拍手を送りたいと思う。
ツイキャス
1Q↓
2Q↓
後半↓
今回もありがとうございました!
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