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【マッチレビュー】Bリーグ 23-24 B1第31節 GAME1 宇都宮vs群馬

ロスター

宇都宮ブレックス
※ボックススコアを参照ください

群馬クレインサンダーズ

スタメン

宇都宮ブレックス
※ボックススコアを参照ください

群馬クレインサンダーズ

試合結果とボックススコア

1Q 宇都宮19-16群馬

2Q 宇都宮40-39群馬(宇都宮21-23群馬)

3Q 宇都宮68-59群馬(宇都宮28-20群馬)

4Q 宇都宮89-77群馬(宇都宮21-18群馬)

試合展開

フリッピン、ベンティル、ジョーンズら得点源の個人技により、局地戦で勝負する群馬が先にリズムを作る。宇都宮は3ptを中心にハーフコートオフェンスを組み立てながら、ファストブレークを繰り出して得点を積み上げると、セカンドユニットではオンザコート1を敷いた群馬に対し、オフェンスリバウンドから再三に渡りチャンスを作ることに。群馬もディフェンス強度を高めて粘り、宇都宮が3点をリードして2Qへ。

2Qは開始から渡邉の連続3ptで、宇都宮がリードを広げる。群馬も八村が連続3ptで返すと、ディフェンスにおいては3-2ゾーンを敷き、ハイポストでのプレッシャーを強めることでフリッピンが3連続スティールに成功し、ファストブレークで同点とする。ジェレットのローポストアタックと、3ptの二本立てで攻める宇都宮が前に出ながらも、ベンティルとジョーンズの2メンを軸に、保持局面を巧みに組み立てた群馬が対抗。前半は、宇都宮1点リードで折り返す。

後半は宇都宮が竹内、ニュービル(2本)の3連続3ptで先行。ファールドローからも立て続けにフリースローで加点する宇都宮に対し、ペイントエリア主体に攻め2ptずつ積み上げる群馬。渡邉らが3ptをハイペースに沈める宇都宮のリズムに対し後れをとった群馬は、劣勢になりながらもジョーンズ、野本のアタックで得点を繋ぎ、9点のビハインドを背負って4Qへ。

4Qも得点ペースが落ちない宇都宮は、渡邉の連続得点で先制する。群馬は1Qと同じく、ベンティル、フリッピン、ジョーンズの1on1からオフェンスを作り得点を重ねるも、鵤の3ptで外から射抜けば、巧みなスペーシングによりエドワーズが仕上げるなど、リードを確実にキープした宇都宮がゲームをクローズ。

今シーズンの北関東ダービーは宇都宮が4勝。群馬のリベンジはCS、もしくは来季へと持ち越しとなった。

雑感

群馬としては、ロスターの厳しい台所事情の中でもやれることはやった試合。B1首位の宇都宮に対し、特に前半はオンザコート1で耐える時間を作りながら1点差で凌ぐことに成功するなど、収穫も少なからずあったはずだ。

宇都宮としては、特に後半は地力の高さを見せつけることに。5本の3ptを沈めた渡邉を筆頭に、3FG:50%(17/34)と高精度に外角から射抜けば、ペイントエリアからもジェレット、ニュービルがリムアタックを仕掛けるなど、盤石な内容で寄り切った試合と言えるだろう。

宇都宮vs群馬の北関東ダービーは、これで今季レギュラーシーズンとしては終了。驚異的な強さでB1優勝を視界に入れる宇都宮に対し、厳しいロスター編成の中で見せた群馬のトライ。次に繋がる事を祈りたいと思う。

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