【マッチレビュー】Bリーグ 23-24 B1第32節 GAME1 千葉Jvs群馬
ロスター
千葉ジェッツ
※ボックススコアを参照ください
群馬クレインサンダーズ
スタメン
千葉ジェッツ
群馬クレインサンダーズ
試合結果とボックススコア
1Q 千葉J 29-14 群馬
2Q 千葉J 51-36 群馬(千葉J 22-22 群馬)
3Q 千葉J 74-51 群馬(千葉J 23-15 群馬)
4Q 千葉J 96-65 群馬(千葉J 22-14 群馬)
試合展開
ムーニーとスミスが復帰しロスターが充実した千葉J。開始から千葉Jはクックスのリムアタックで突破口を作ると、ムーニーがエルボージャンパー、原、小川が3ptを沈めていく。アウェイで先行された群馬は出鼻をくじかれる形に。
ベンティルに対してはクックス、八村に対してムーニーがマークに付きつつ、ペイントエリアを固めるコンパクトな千葉Jのマンツーマンディフェンスに手こずり、群馬はオフェンスが単調となる。セカンドユニットの時間においては星野が連続得点をねじ込み意地を見せるも、西村、金近が連続で3ptを決めるなど長距離砲が冴えた千葉Jが15点をリードして2Qへ。
2Qも富樫の3pt、クックスのアタックで千葉Jが先制。スタメンから八村→星野のメンバーで臨んだ群馬は、引き続きコンパクトに構成された千葉Jのディフェンス攻略に苦戦する。ジョーンズが3ptを含む3連続得点を決めるが、富樫の連続3pt、クックスのアタックなどで千葉Jは保持局面のペースを落とさず、リードを縮める隙を与えない。
テンポを上げたい群馬だが、逆に千葉Jがファストブレークから原がバスケットカウントを叩き込むなど、群馬のお株を奪うスピーディな展開へ。だが2Q終盤、ディフェンス強度を上げた群馬に対し千葉Jのターンオーバーが増えると、ベンティル、フリッピンが連続で3ptを決め、ジョーンズもバスケットカウントを決めるなど、群馬は得点源を中心に反撃を試みる。2Qを終えて千葉Jが15点リードで折り返す。
後半はスタメンに戻した群馬に対し、ブラウンを投入してオンザコート3を組んだ千葉J。クックスのペネトレイトを皮切りに、インサイドから連続得点を決め、すぐに点差を20点まで広げることになる。群馬はジョーンズが3ptを決めるものの、20点の差をなかなか縮めることが出来ず。スミスの3pt、ムーニーのバスケットカウントなど、外と中からテンポ良く得点を積み上げた千葉Jが23点をリードし4Qへ。
野本の3ptで群馬が口火を切るが、千葉Jはハイペースにペイントエリアで得点を重ねるクックスのアタックにより点差をキープ。オフェンスのリズムが崩れた群馬に対し、金近の連続3ptで順調に得点を重ねた千葉Jがリードを固めていく。
残り3分を切り30点差が付き、ガベージタイムをクローズした千葉Jが先勝。同地区のワイルドカード争い直接対決において、群馬はGAME2に賭けることになった。
雑感
1Qの差が全てだった試合。千葉Jは1Q、クックスのアタックを皮切りに、ムーニーもインサイドを攻めれば、外からは原、小川、ブラウンが3ptを決めるなど、中と外からリズムよくオフェンスを展開。星野の連続得点でギリギリのラインで繋いだものの、群馬としては1Qで千葉Jのオフェンスを乗せてしまい、15点のビハインドを背負ってスタートしてしまったことが致命傷となったと言える。
前回対戦ではターズースキーのショウ&リカバリーの秀逸さが大きな勝因となった群馬であるが、この試合においてはムーニーのハイピックに対し終始後手に回ることに。群馬がショウに出た際には、3人目がすかさず中継し、ダイブしたビッグマンへパス。群馬がスライドした際には、迷わず3ptを狙いに行くなど、群馬ディフェンスは完全に攻略されてしまった印象だった。
前節まではお互いに編成に苦しんでいた両チームであるが、今節の千葉Jはムーニー、スミスが復帰し、引き続きターズースキー、パーカーが欠場する群馬に対してアドバンテージを取っている構図。GAME2も編成上のディスアドバンテージは背負う群馬ではあるが、クラブ史上初のCS出場を目指すという目標を掲げる以上、現状の中での最大限の戦い、パフォーマンスが求められることになる。
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