見出し画像

【ふなログ663】富士登山で皆主役!One for all, All for oneの精神を噛み締める。


先日の7/14〜7/15に富士登山を終えた後、
肉体の疲労が鎮まりつつある一方で、
気合も高まりつつあります。

人生で10回目の富士登山でした。

思い返すと、気力と体力を振り絞って
「全てを出し切った充実感」に包まれているからです。
しかし、だからこそ
ココをスタート地点にする決意にもできるのです。


今回は、
体重が増量(要するにデブ化)していたので、
パーティメンバーのペースから振るい落とされないよう、
「どこかで妥協しようとしていた心」
が何度も粉砕されました。

元々、単独行での登山が大好きな私ですが、
ガイドさんの的確なサポートのもと
「ゆっくりのペースでもしゃがみ込まない(休み過ぎない)」
「頭の中で10-FEETが流れてますよ!!」
の心を保ち続け、
「出せるものを出し切ることができた」のは、
気持ちの強いメンバーたちの中で
前に進み続けることが出来たからです。


他人と比較すると不甲斐ない自分に
何度も打ちのめされそうになりましたが、
そんな自分であっても力を出し切って、
気力と気合で登頂を果たせたのは、
これが「チーム戦」であり「総力戦」であったから。


しかし、
そんなことを書いておきながら、
過去の私は、お恥ずかしいことに、
私は自分のコンプレックスを言い訳に
他人を信じ切ることが出来ていなかったようです。

もちろん、
安易に無条件に他人を信じて良いわけでもなく、
単純に「人間関係の輪の中に居ればいい」
という単純な話でもありませんが…


その人間関係の輪の中に居続けるためには、
自分が受け取ってばかりではなく、
与える立場にもなる必要があり、
「渦を巻き続ける」
ことを自覚する必要があります。

そんな中で、
「総力戦」って素晴らしい。
潜在能力を引き出してくれます。
今回の富士登山では、
このことを大きく実感しています。


話は変わりますが実は昨日、
小学三年生の長女について
教育のカウンセリングを受けていました。

苦手な算数について、個別の特別教室で学ぶために、
長女の普段の生活や思考のパターン、
親としての我々との会話の内容など、
色々と聞いてもらいました。


長女は私と同じく
興味ないことについてはとことん無頓着で、団体行動も苦手。

表現することは好きで周りからは明るく見え、
周りに人が寄ってくる一方で
「親友って何?」などと、
突然私に聞いてきたりする醒めた一面もある。

そんな
「親友って何?」といった問いに対して、
「そういうものは、
誰かから答えを与えられるものではなくて、
そのうち自分で感じるものだよ」
みたいなことを答えた記憶があります。


私自身も「親友って何?」に対する明確な解は
未だに持っていません。


ただし、私にとっては、
「居心地の良さ」を求める面もありつつも、
「関わることで火がつく」
という面の両方が備わった存在なのかもしれません。

ベタベタの馴れ合いの関係でもありません。
「共に苦難を越える」関係であればよく、
喜怒哀楽をぶつけ合うこともできれば最高です。


「親友」という枠組みを超えて、
生きていく間、
様々な人間関係の中に自分という存在が居ます。

親友だけでなく、その場での仲間でもあり
師弟関係でもあり、友人関係でもあり、
利害関係でもあり、家族でもあり、
希薄な関係でもあり

その中で
結局のところ、
「自分は他人になることができない」のであって、
「自分は自分にしかなることができない」。


私は
会社員としてITエンジニアの仕事と
業務委託と個人契約でITインストラクター
のお仕事を兼務していますが、
それはただの外面と役割に過ぎません。


そんな役割を超えた自分を持ち味として、
世の中に関わっていく。
どんな感情になってもらいたいのか?

自分の職業を
「ハードコンテンツ」とするならば、
自分の仕事を通してどんな感情になってもらいたいのか?を
「ソフトコンテンツ」とみなす。


先日の富士登山以降、
他者との関わりの中で「ソフトコンテンツ」的な
「どんな感情になってもらいたいのか?」を追求し、
自分の仕事を見直して再定義しているところです。

他者とどう関わっていきたいのか?
どんなポジティブな感情になってもらいたいのか?

団体行動、団体競技が苦手な私ですが、
切磋琢磨できる仲間たちの中で
3日間活動し、
18人で富士登山も成し得た貴重な体験を通し、
このようなことを振り返っています。


・・ちょっと富士登山の話から脱線して
相変わらず冗長な話になってしまいましたが、

人の間で生きる、人を信じる。
自分を信じる。他人を信じる。

そこからの「総力戦」を感じた先日の富士登山は、
素晴らしい経験ができた、と振り返っています。

そして、ひとりひとりが主役で、
「自分は自分以外の何者にもなれない」
が集まった集団での総力戦でした。

One for all
All for one!!

柄にもなく、集団行動について。
そんな私の気付きです。


それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?