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2021年3月21日

3月21日

29歳になった。

誕生日プレゼントとして、友人のあやのさんから『鬼平犯科帳』全24巻セットが届いた。時代劇好き・池波正太郎好きのあやのさんによる、推し作品の「布教」というわけだ。
月2冊ペースで読み進めれば1年で全巻読み切れるから、その間、日記も並行して書こうかなと思う。

昨晩は通話しながらUNOの対戦をしていて、かなりの夜更かし。結局寝たのが3時半ごろだった。10時過ぎに目が覚めたけど、外は雨だし低気圧でダルいしで、結局一日のほとんどを寝て過ごす。

途中まで観て中断していたブライアン・デ・パルマ監督『汝のウサギを知れ』を観終える。デ・パルマのメジャーデビュー作でありながら、制作の途中で解雇されたため、監督自身はあまり気に入っていない作品らしい。確かに、ぶつ切りというか半端な印象を受けるので、制作開始時に想定していたのとは異なる編集が成されていそうではある。ブラックコメディとして面白く見れる部分は結構あり、「資本主義的な競争社会を離脱して自分の夢を追う」こと自体が「新たなライフプランのご提案」としてビジネス化され、資本主義に組み込まれるのとか、皮肉が効いてて面白いなと思った。資本主義リアリズム……。主人公の追っている夢が「タップダンス奇術師」というのもいい。タップダンス奇術教室のシーンは絵面がいい感じにバカバカしくて大笑いした。

『伯山カレンの反省だ!!』最終回をTVerで見る。滝沢カレンが伯山宛に書いた手紙がよくて、「こんなに胸を張って伯山さんに未練を語るのはなんだかよわっちい私ですが」という言い回しの素敵さにちょっと泣く。
滝沢カレンの言葉選び、めちゃくちゃ好きなんだよなぁ。『情熱大陸』でファッション誌編集部に自分の長所をアピールするくだりがよかったことを思い出し、録画を見直してしまった。

私の長所。勉強する気持ちがある。服が大好き。服の楽しさをもっともっと伝えたいし知りたい。楽しくするのが大好き。服にも笑ってほしい。堂々としていたい。泣かない。打たれ強い。寒さや暑さに強い。朝が強い。頂点を目指す気持ちがある。負けず嫌い。話し合いが好き。夢がある。服を通じて笑ってもらいたい。170cmある。Oggiさんの素敵なページ作りに関わりたい。

長所という枠からはみ出た「服にも笑ってほしい」という言葉の爽やかさ。

こんな調子だったので、鬼平はまだ読まれていない。

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