デニムとサステナブル
もともとデニムはサステナブルな服。
何せ、これほど長く履けるボトムはないですから。
こう聞くと、サステナブルファッションはもっとシンプルに考えていいと思います。
そもそも何が一番問題?
結論で言うと
「服が余って大量廃棄されている」こと。
数字的に言うと、この30年で服1枚あたりの価格は半分以下になり
市場規模も下がったが、逆にアパレル全体の供給量は2倍近くに膨らんでいる。
この状況は「安価な服を短いサイクルで捨てる」傾向を生みやすい。
実際、服の7割近くはゴミとして廃棄されるのだ。
つまり、デニム愛好家のデニムに対しての向き合い方の
「自分好みに育てる」
ことは、大量廃棄と真逆のサステナブルな行為なのだ。
そして、再構築デニムの依頼を受ける仕事は
廃棄される予定もしくは、
利用頻度も減ったデニムを
「自分好みに育てる」
に似たサステナブルであり
新しいファッションを作る面白いムーヴメントであると思う。
その時の揃った素材で作り上げるもの。
最近の仕上げた一枚を参考までに
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