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「第四の波(表現革命)」がもたらす「芸術化社会」の時代

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人類史にはいくつかのステージ(段階)がある。それらの合間に興った革新的事象を、経済学者のアルビン・トフラーは「波」に準えた。 太古の時代、我々の祖先は原始的な邨(ムラ)を営み、…
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#COMEMO

なんでも「ヤバイ」、なんでも「すごい」、なんでも「青色」

© CEL いろいろなものがどんどん短くなっていく。パッセージが短くなっていく。ボキャブラ…

もし世界の芸術家が唐揚げの定食を描いたら/あるいはAIアートと作者を巡る3つの問題

お疲れさまです。uni'que若宮です。 芸術の秋ですが、お絵描きAIのStable diffusionがとても…

拝啓 文化庁様、まちがった「公平性」と行きすぎた「性悪説」から生まれる制度と事務…

お疲れさまです、uni'que若宮です。 今日はちょっと公的な制度への苦言を書きたいと思います…

「バンクシーは誰のもの?」 〜作品の「所有」と「公共価値」についてのアート思考ド…

お疲れ様です、uni'que若宮です。 今日はちょっと問題です。一緒に考えてみましょう。 work…

教育や学びのほんとの「基礎」ってなんだろう?

お疲れさまです。uni'que若宮です。 今日はちょっと教育のことについて書きたいと思います。 …

多様性 = ちがい × 選択肢 〜ダイバーシティとアート思考

お疲れさまです。uni'que若宮です。 2月はたまたま、ジェンダーに関する登壇・講演が続きまし…

未来のアート人口を増やしたい 〜僕があえて『アート思考ドリル』という本を書いた理由

お疲れさまです。uni'que若宮です。 今年の4月に『ぐんぐん正解がわからなくなる!アート思考ドリル』という本を書いたのですが、先日うれしい反応をいただきました。 こうしてじわじわ読んでいただき、出版後しばらく経っても反応がもらえること自体がとてもありがたいのですが、こちらのツイートは特に、僕の本を読んで「アート×子育て」「子供の可能性がものすごく広がる」を感じていただけたのが最高にうれしかったので、今日は『アート思考ドリル』に秘めた想いについて改めて書いてみたいと思い

タレントビジネスの「D2C化」と「6次産業化」

お疲れさまです。uni'que若宮です。 日経MJにこんな記事が出ていました。「「Cameo」という有…

「不要不急」に考える、「無駄」と「余白」の経済学

お疲れさまです。uni'que若宮です。 今日は「無駄」と「余白」ということについて書きたいと…

世阿弥の稽古論とアート思考から教育を考える

お疲れさまです。uni'que若宮です。 先日、慶應SDMヒューマンラボ・アーツアンドデザインラボ…

マンガと異業種のコラボに需要はあるのか=ドイツから考える

ドイツ、フランクフルト近郊のリンゴ酒メーカーが先日、マンガ風のデザインを採用した新商品を…

1万年先の歴史に残るアーティストは、革命家だ。

●芸術の世界で新たな伝説を作るには?いままでの既存の流派の中で闘うのではなく、独自の哲学…

小中学校で失われる創造性 〜これからの「自分起点」の教育のために親の世代ができる…

お疲れさまです。uni'que若宮です。 以前こんな記事を書いたのですが、記事に対して「大学よ…

日本のアート市場が揺らいだ、歴史的瞬間

12月5日〜16日、12日間に及ぶ現代アーティストの小松美羽さんの個展「大和力を、世界へ。」が日本橋三越本店にて開催された。 シンガポール、香港、台湾、中国、タイ、フランスやアメリカから、多くのアートコレクターが日本に訪れた。日本の美術館の理事長や館長が来店したのみならず、北京の現代アートで有名な美術館の副館長やニューヨークタイムスの記者までも来日した。    個展が始まり、僅か2日でほぼ完売した。来場者数は約3万人。 そして、展覧会の売り上げは3億を大幅に超え、上客