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「北極男」荻田泰永著 


小田急線「桜が丘駅」に冒険研究所書店がある。
以前から行きたかった冒険家荻田泰永さんが営む冒険、辺境や旅行本などを集めた本屋さんだ。先日時間が取れたので行ってみることにした。


ここには時間がある限り荻田さん本人がいるのだ。さながら会いに行ける冒険家といったところかもしれない。
ここに行ったときにこの「北極男」を購入させてもらった。
荻田さんの本は「考える脚」というのも出版されているのだが、時系列的には北極男、考える脚という順番らしい。今回増補版ということで文庫本サイズがでたので読みやすい。
荻田さんを知らない人もいると思うので、簡単に紹介すると北極に単独で無補給徒歩で行こうとしている人ってとこかな?もう十数回行っているようで極地に行こうと思ったら彼に当たるくらい有名である。確か一度、南極にもいって無補給徒歩単独踏破したり、植村直己冒険賞ももらっている。
noteもやられているのでそちらのリンクも貼っておきます。

増補版ということで改めて感じることを追記して書かれているので面白い。この中で以前紹介した角幡唯介さんと一緒に北極圏を旅していることも書かれており、これを読んだ後に今度は角幡さんの視点で読むのも面白いと思う。ちなみに角幡さんの方は「アグルーカの行方」というタイトルで書かれている。


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