[第17回]ボートレースの当地勝率、場ごとに使い分けて予想したらおもしろいかもね
前回は、全国勝率より当地勝率の方が高いレーサーは1着の割合が高いといえると統計学にジャッジしてもらいました。
そこで私はふと思ったのです。「全国勝率より当地勝率の方が高いレーサーがめちゃ強かったり逆にそうでもなかったり、場によって何か違うんじゃね❓🤔」──
そこで前回調べたデータ分析をもとに、ボートレース場ごとの全国勝率より当地勝率の方が高いレーサーの勝率を調べてみたいと思います。
するとある2場が浮かび上がってきました。その2場とはどこか、そしてどのような特徴があったかも含めて、楽しみに記事をお読みください。
まず、特徴がありそうなボートレース場を1つだけピックアップしてみました。
勝率が高い中から、さらに意味がある違いを見つけ出したい
私の見間違いでなければ、どこかのユーチューブで「江戸川は特に当地勝率、重要です❗😤」のような話をしていたと記憶しています。
確かにボートレース江戸川は唯一、河川にあるボートレース場でレーサーの中でも得意、不得意があるイメージはありますが──一体どうなのでしょうか。
ちなみに2024年後期の審査期間(2023年11月1日から2024年4月30日)に、江戸川で全国勝率より当地勝率の方が高かったレーサーの出走数と勝率は以下のようになります。
勝率は17%で、見た目は前回の基準の値と同じですが、細かく見てみるとほんの少しだけ高い値になります。
ここで、いつものことながら改めて今回も比べる基準について考えてみましょう。
上でもお話したとおり、前回は1着を取れるのは6艇中の1艇──よって6分の1にあたる17%を基準にしましたが、今回はどうでしょうか。
まず、当地勝率の方が全国勝率より高かったレーサーが1着になる割合が高そうだということは前回わかりました。
今回はその割合が高いことを前提に、その中での違いを探してみたいと考えているのです。
つまり、基準となる値が17%ではなく前回1着の割合が高いとジャッジをもらえた18%を基準に検証してみたいと思います。
そうなると、江戸川の値は18%よりも低い値になります。私の動画の記憶が間違っていたのでしょうか。それともそのコメントをした人が適当なことを──
そのあたりの追求はやめておきますが、私たちには統計学がついています。早速質問を投げかけてジャッジをもらいましょう。早送りでお届いたします。
一部では別競技だともいわれている、江戸川の結果はいかに
先に大事なお話をしておくと、今回は関係度がマイナスの値だったので、ジャッジ用関係度はマイナスを取った値になっています。
以外にも回答0️⃣をもらってしまいました──統計学には家の押入れから出てきた、小学生のころに集めていた松ぼっくりたちをさっさと渡して、次に進みましょう。
想像しておられる方もおられるとは思いますが、見ればわかるタイムになります。上の関係度を見ればわかる図に配置してみたいと思います。
やはり、ただの偶然エリアにあります。ボートレース江戸川は、全国勝率より当地勝率の方が高かったレーサーの勝率は高いとはいうものの、その中で比較すると突出した意味のある違いがないことがわかりました。
並べることで見えてくる、巧者が優位な場と苦戦する場
今回の検証の締めくくりとして、上のことを24場すべてで検証してみましょう。ここで最初にお話した2場が明らかになります。
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