PS5が値上げした件について思うこと

PS5をすでに持っているのですが、最近の大幅な値上げには驚きました。私が購入した時よりも23,000円も高くなっているので、これから買おうとする人にとっては、かなり厳しい状況だと思います。

実際、PS5を手に入れたことを周りの人から「よく買えたね」と言われたこともあります。購入時の価格が55,000円だったので、その時点でも高いとは感じましたが、ゲーミングPCと比べればかなり手頃だと考えていました。

個人的には、iPhoneの方がもっと高く感じます。iPhoneは10万円を超えることもあり、それを購入する決断の方が驚きです。さらに、2年お返しプログラムなどで、2年ごとに買い替える必要がある（割引があっても）点も考慮すると、PS5は一度買えば長く使えるため、iPhoneはかなり割高に感じます。

結局のところ、これらは価値観の問題であり、人それぞれ感じ方が違うのがこの問題の根本にあるのかもしれません。

8万円のゲーム機を買う人はいるのか？

結論として、8万円のゲーム機を購入する人はいると思いますが、それは主にゲームマニアに限られるでしょう。一般の人が8万円でゲーム機を買うとは考えにくいです。ゲームマニアであれば、すでにPS5を手に入れている可能性が高いので、今後8万円で購入する一般の人がどれほどいるかは疑問です。

そうなると、来年発売が予想される任天堂Switch2の方が魅力的に感じる人もいるかもしれません。では、そのSwitch2はいくらになるのでしょうか。おそらく最低でも5万円、場合によっては6万円以上になる可能性もあります。それでも、PS5よりはかなり安いと感じるでしょう。

全ての商品は値上げしている

円安の影響でさまざまな商品の値上げが進んでいます。現在、ドル円のレートは約143円ですが、3年前は約105円だったため、単純計算で価格が135％ほど上昇することになります。そのため、PS5の値上げもある意味では妥当と言えるでしょう。

そして、ゲームマニアにとっては、これでもなお購入する価値がある価格だと思われます。今後発売される可能性があるPS5 Proが10万円以上になるとしても、ゲームマニアはそれを購入するでしょう。これに関しては、最終的には価値観の問題であり、個々の考え方によるものです。

今後はどうなるか？

日本では賃上げが徐々に当たり前になりつつあります。アルバイトの時給も1000円以上が普通になり、今後も賃上げが続く可能性があります。こうした状況では、稼いだお金をゲーム機やソフトの購入に充てるしかないという考えも出てくるでしょう。

実際、PS5を購入した後は、あまりソフトを買う必要がないかもしれません。無料で遊べるゲームが数多くあり、PSプラスに月額1000円を払えば、多くのゲームが遊び放題になります。これだけで十分楽しめるので、ゲーム機本体の価格は十分に元が取れるでしょう。したがって、PS5を購入しても損はないかもしれません。