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懐古的な EF50mm F1.4 USMとR6MarkⅡ

R6MarkⅡ EF50㎜ F1.4 USM 絞りF16 SS1/40 ISO100

勤務先の近くの公園で見つけた風景。
カメラを構えて思い出したのが、PLフィルターを忘れたこと。
日差しが強いとき葉に反射した光が、白く写るので葉の一枚一枚の奥行き感が失われやすい。
PLフィルターで反射光を防ぐと、樹木などの葉や空の色を鮮やかに表現できる。
しかし今回は、撮影に行く事だけに意識が集中して肝心のフィルターを忘れてしまった。

R6MarkⅡ EF50㎜ F1.4 USM 絞りF16 SS1/40 ISO100

RAWからの現像にて多少は色の明暗を足してみた。
気温35℃以上の炎天下では、撮影の集中力が長続きすることも無く、早々に退散です。

EOS 5D MarkIV SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO 絞りF11 SS1/60 ISO8000

EF50㎜F1.4は、単体だとコンパクトで使い勝手が良いレンズです。対して、最新のRFレンズは、ほとんどが優等生でして性能について文句が出る訳でも無く、あー、価格設定が、えっ?×10、いや少ないか、×100ぐらいにしておいて、気軽にレンズ交換を楽しめる雰囲気が少ないですよね。
デジタル補正等の無い時代に生まれ、フィルムからデジイチへと急激な変化に揉まれながら、レンズに出来ることをシンプルな構成で組まれたレンズが、EF50mm F1.4 USM。
だから、絞り値の変更で写りにも変化があり、MTF特性図なんて他のレンズと比較するとお世辞にも良いとは言えない。
だけど、レンズのクセを覚えて良いところを引き出してあげるのも、撮影の楽しみとなる。引き出せなかった写真は、レンズの個性として受け止めてあげる。
と、スマホやコンパクトカメラにはない、レンズ交換が出来るカメラの楽しみの一つである。
CANONで、
EF50mm F1.4 USM と、
EF24-70mm F2.8L USM と、
EF70-200mm F2.8L IS III USM (F4L Ⅱも可)の3本が有れば、きっとデジイチの楽しみが分かるような気がする。
広角は、SIGMA製なので、ここでは省きます。

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