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#ソーシャルイシュー会議    How are social issues born?

大西冬馬です。

昨日NEWPEACEthinktank(https://note.com/masuzawa0509/n/n34cdae262aca?fbclid=IwAR0vdwDZDXv--yfQiU0tOobUSLKrxded0nhH6qctv1_HY9q3HwC4_0g4B4o)主催のSocial Issue Discussionに参加してきましたので感想を書きます。

テーマは「なぜ社会課題は生まれるのか?」でした。

基本的にはNEWPEACE(https://newpeace.jp/)代表の高木新平氏とリディラバ(https://ridilover.jp/)代表の安部敏樹氏のクロストークですが、総勢40名ほどの様々な職種の方がzoomで参加しチャットでコメントしたり、グループワークをしたりで議論をしました。

議論といっても固い感じではなく、真意を探しながら明るく終始進みました。その話の中から何点かピックアップして自分の意見も混ぜながら書きます。

・社会問題はなぜ生まれるのか?

→問題とは、理想と現実の乖離を起源に発生しておりギャップを埋めるのが解決への糸口なのだが個人個人の理想が違うので先ずは合意形成をしていくことから始めなくてはならない。

⇨当事者目線でもそうであるし、それ以外の社会課題に向き合う人の中でもタイプが幾つか種類があるので伝達をする身としては一つの見解だけを持っておけばいいものでもないので難しいなと感じたし、「多様性」という簡単な言葉が出てきてしまう。

・当事者だけに意思決定があると、当事者同士でも争いが起きる

→先の理想にも個々人でギャップがあるので、要求が異なるし「あの人はこんなに支援を受けてるのに私には届いていない」などの比較が始まり二次被害が発生する

⇨そういう意味でも、やはりジャーナリストやソーシャルセクターや社会問題を取り上げるメディアが仲介役をすることで真実が見えてくるし、またそこに関わっていない人たちにも発信をすることが出来るのでもっともっと必要だと感じた。

・泥臭い姿を曝け出し続けることが、信頼に繋がる

→中村哲さんも初めのう血、ここまで称賛されていたかというとそうではなかっただろう。でも、地道に泥臭いことをやり続けてきたことが格好よく、信頼に繋がっている。「ソーシャルセクター」の人生のピークは人生の終盤にあるのでやりがいがあるのだ、と。

⇨信頼を繋げるのは、どの職業でも「頑張っている姿」だと思う。失敗しても頑張っている姿もスタートしている時には見せて、頑張っているからこそ応援してもらえるのではないか。また逆に、すごい息の合ったラーメン屋さんの厨房とかも頑張ってきた軌跡が見えて信頼を置けるように。

・無関心を関心に変えるために

→中高生を対象に「社会への関心」をゴールにして、そこに辿り着くまでにどのような要素が必要かという話で①共同体感覚②自己肯定感③知識の順番に必要なことがわかるという。③知識に関しては、それが与えられるのでは意味がなく、自分で好奇心を持って取りに行くようにならなければならない。また別の視点から関心を持ってもらうには(a)コンテンツ(面白くなきゃ人は見ない)(b)文脈定義(価値を提示できるか)(c)強制的接点(d)インセンティブ(モテる、儲かる)が必要だと。

⇨これに関しては日々、駅前や商業施設などのパブリックスペースで対面で難民問題に関して話しているので人それぞれに知見が違うし関心度合いも様々だから身に染みている。僕自身も、NPOに所属する目と後では知識の撮り方と深さが激変した。環境はとにかく大事だと思うので、小学生からプロセスを経て好奇心を持って社会に出ることが出来る人間を増やしていかなければならないと切実に思う。大人になればなるほど、変化は難しくなるので。

・若者への投資が鍵になる

→やはり教育が大事で年齢でカリキュラムを組んで社会問題について知りたい、と思ってもらえるように。社会に出てからも会社やNPOに就職しても20代の若者には魅力に感じなかったり憧れの仕事としては感じないのだろう。博報堂や電通では社内で雑誌を刊行したり、サイバーエージェントでも社内で表彰式(アワード)があったりとフューチャーされるこでモチベーションに繋がっているのではないか。NPOも古い慣習というか摂生することが美徳という文化が残っていて年配の方々に憧れを抱きにくいし、生涯ここで働くイメージが持ちづらいのではないか。人としての謙虚さを失わずに、自由であるという実感をもてると少し違うのではないか。

⇨これは、僕も身を以て経験しているが小学生の頃からスポーツと友達とのゲームに明け暮れて(それはそれで楽しかった想い出だけど)勉強を楽しいなとかもっと知りたいなと思うことは少なかった。例えば、グレタ・トゥーンベリさんのように学生の頃から社会問題に関心を持つことが出来れば、いわゆるモラトリアム期間など持たずに一歩でも早く社会に出て貢献したいという心持ちになっていたのかもしれない。

■総括

今回、オンラインでのディスカッションに参加して高木さんと安部さんのクロストークも他の参加者もどこかに所属していたりフリーランスで仕事をしていたり様々ではあるのでけども、あの場所ではその人でしかないというのが良いと感じた。

また、これを書いているのも一人でも多くに社会問題に関心を持ってほしい気持ちからなのだが恐らくnoteに書かれた記事をFacebookやTwitterで拡散しても見るのは見るべき人たちなので、本当はこれをNEWPEACEやリディラバやnoteをFacebookをTwitterを知らない人に知らせたい。是非、読んだ方は様々な方法で拡散してください。宜しくお願い致します。



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