クラウドエース

世の中的には仕事始めということで、現在私がもっとも時間を割いている、クラウドエースについてご紹介したいと思います。

クラウドエースは3年半前に吉積さんと図って、GCP事業専門の会社を作るという形でスタートしました。もともと、吉積さんの会社でGCP事業をやっていて、そのサービス名がクラウドエースという名前でした。その会社の15名を、10名を既存事業に、5名をGCP事業に分けて発足したのが、2016年11月のことでした。

設立当初は私もまだ他の会社があったので、事業計画やら資本政策、資金調達などが中心でしたが、2018年からは直接海外事業を統括することになり、ベトナムからはじめて、シンガポール、台湾、インドネシア、タイと営業地域を広げています。先日ベトナムではホーチミンからハノイにも拠点を出し、日本と合わせて10拠点で営業する会社になりました。2019年末で、3年前に5名だった組織が、日本で150名、海外で50名、合計200名のチームに成長しています。

そもそも吉積さんの会社を手伝うようになったのは、彼が10人の会社を経営していた頃から、10万人の会社を作りたいと大きな夢を当然のように語っていたからで、人間は夢が大きいほうが成長するのは自明で、協力したら面白いんじゃないかなーと感じたからでした。事業計画を、というか企画案を出すたびに、最初はそんなことやるの?と聞いていたのが、3か月も経てば完全の自分の言葉にして語っている姿を見ると、なかなかやりがいがあります。

GCPはここに来るまで紆余曲折があり、先進的な機能性能とはうらはらに、他のパブリッククラウドサービスの後塵を拝して来ました。それも2020年は大きな転換を迎えるでしょう。AWSの主たるパートナーがGCPに参入し、パートナーとしての競争は激化しますが、ユーザーから見た選択肢は広がり、安心感のあるプラットフォームへ完全に切り替わりました。もう「使うだけ」と言って差し支えないと思います。

200名にチームが拡大する中で、社内には個性的で頼りになるメンバーが着々と増えています。Googleすら拠点を持たないベトナムで奮闘するTuyenさん。インドネシアでプロジェクトを進めるYuwonoさんと、協力するシンガポールのAndrewさん。台湾で足場を固めて中国を目指すWongさん。タイも今月ようやく行けるので、どんなメンバーが活躍しているのか楽しみです。いろんな言語でGCPセミナーを実施しているので、ぜひチェックしてみてください。


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