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シンプルな生活は心に余裕が生まれるという話

コロナ禍で始めた断捨離もこのGWで5回目を迎えました。ここまで来ると断捨離というより無駄なモノは何かを考え極力最低限必要なモノで暮らしたいと思うように。シンプルな生活の心地よさ、そしてそこから心に余裕が生まれるということ。


コロナ禍で変わったモノへの意識

コロナ前、私にとって家とは単に寝る場所であり、物を置く場所という認識でした。毎日残業で帰りは深夜、その残業代はストレス発散費となり多くは洋服と靴にまわっていました。

当時「靴は眺めるモノ」だと公言し、履いていない靴を含め200足はあったと思います。
洋服は季節の流行りをまとい、2週間同じ服にならないようにしていました。
今思うと、「誰も見ていないのに」笑

そして書斎と決めていた部屋はいつしか部屋全体がクローゼット化していました。。。

ところがコロナによって私も夫も自宅にいることが増えたわけですから居場所が狭くお互いにイライラが発生。
そしてこのイライラは無駄なイライラであり努力で変えられると決心。
そうだ断捨離、しよう。となったのですが、単に「片付ける」だけだとコロナ終息後にまた増えるのではないかという不安、根本的に「モノへの意識」を変えないとダメだと思い、自分と向き合うことから始めました。

  • 私が履かない靴を欲しがる理由

  • 流行りの洋服を着たいその気持ち

上記どちらもコレといった答えがでませんでした。
つまりそれほど想いがなく、惰性的に買っていたのです。特に靴においてはSATCのキャリーのように靴が好きなのだと思っていましたが、履かないなんて可哀想だと当たり前の事に気づきます。

選択肢が多いと人は迷い、心もブレる

コロナ前、毎日何を着ていこうかと悩み、そして時間を費やしていました。着ては着替えてと繰り返すことも。結局いつも同じようなところに落ち着くのですがあれこれ目移りして定まらない。
選択肢が少ないほうが時間を使わないし、体に合った素敵な服が数着あればよく、私はこれでいいんだと心もブレないことに気づきました。その結果…

  • 服の色は基本黒か白(時にグレーとベージュあり)

  • ブランドはTheoryかGALLARDAGALANTE

  • アクセサリーはシンプルで本物だけ

シンプルが教えてくれたおしゃれの本質

見事にクローゼットやタンスの中は黒か白メインになりました。過去、オレンジや黄色といったビタミンカラーを着ていた自分が嘘のようですが、年を重ねるとこのモノクロにちょっと差し色を入れるだけで華やかになることも覚えました。
黒に本物のアクセサリー、例えばMIKIMOTOの美しいパールやTiffanyやCartierなど名品をつけるだけで年齢にあった上品さを作ることができます。正規店で買えばお店でケアもして頂けますし、大事に長く使おうという気持ちにもなるわけです。

黒ばかりのクローゼット
冬服コーナーは白一色

心にも余裕が生まれる

クローゼット化していた部屋は段階的に片付き、今回の断捨離では棚が1つ減りました。
棚があると人はそこに物を増やすので、棚がなければないなりに物が減ります。
そして夫がくつろげる部屋になりました。私が普段フルリモートでリビングで仕事をしているので私に気遣うことなくその部屋で過ごすことができます。確実にイライラもなくなりました。

無駄遣いがなくなりお金に余裕が生まれる

モノへの意識を変えたので「増える」ことに過剰になります、これはいい意味で。
断捨離って時に心が痛くなります、捨てることに対して申し訳なさといいますか…もう捨てることがないように増やさないという気持ちが大事。

  • あったら便利な物は無くても大丈夫

  • 買う時に今後どのくらい活躍できそうかを考える

  • 安くてすぐ壊れる物より高価でも長持ちする物を

特に安い下着はすぐにほつれたり伸びたりするだけでなくヨレるのも早いので見ていて貧相。結果的に買い替え頻度も高いので止めました。金額が数倍してでも高価な下着を買ったほうが体にもいいですし見えないところに気遣える気持ちが心を豊かにしてくれます。また、長持ちするので買い物に行く頻度も減り無駄に足を運ばなくなるので余計な買い物など無駄遣いは減ります。
そして大切にしようというモノへの責任感も出てくるのです。

シンプルな生活をしている人だけが知る本当に気持ちがいい生活

気持ちいい生活をしています。
本当に、なんて気持ちがいいんだろうと。

物が少ないから掃除も簡単になり、掃除は小さな達成感を生むのでメンタルヘルスにも良いです。これこそウェルビーイングではないでしょうか。SDGsという観点でも良いですよね。

人の支援をする立場なら必要だと実感

ゆめみ保健室を開設してから私は何よりも自分を大事にするようになりました。多い時は1日で8人面談をするわけですから、私が心身ともに健康でないと傾聴は難しいと思うのです。

QOL(クオリティ オブ ライフ=生活の質)を上げることはカウンセラーにとって必要なことで、メンタルも左右します。落ち込みやすいのは性格ではなく生活の質なのではないかと思うのです。

そしてなんと今回の断捨離で不要な物を買い取りしてもらったらトータル53,000円になりました!
半分寄付して半分焼き肉ですね!

最後までお読み頂きありがとうございました!


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