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誤解を減らすには、からあげ理論

何かを伝えるときには、どれだけ端的に的確に伝えられたと思っていても、必ず誤解が起こりうるもの それをちょっとでも減らすことができる理論として、「からあげ理論」というものがある(ないです) 例えば、「からあげが好き」という言葉はシンプルで分かりやすくて何の誤解のしようがないようだけど、この「からあげが好き」でさえも、さまざまな解釈がありえてしまう からあげが好きだということは、きっとからあげに似た竜田揚げやフライドチキンも好きで、とにかく鶏を揚げたものが好きなんだろうな、なん

    • ホウレンソウ(報連相)の組立

      ホウレンソウシリーズ第4弾。 前回は「ホウレンソウの中身」についてまとめてみた。 「ホウレンソウの中身」は「事実」「解釈」「対応」の3つの情報に分けられるということを書いた。 じゃあ、その3つの情報を、どう扱ったら良いホウレンソウになるのかということで、今回はその「ホウレンソウの組立」についてまとめてみる。 ここからようやく実際にどうやってホウレンソウをしたらいいかということに触れられるはず。​ 事実→解釈→対応で認識合わせそれを明らかにするために(って言うと大げさだけど

      • ホウレンソウ(報連相)の3つの中身

        淡々粛々と進めるホウレンソウシリーズ。 前回は「ホウレンソウの大切さ」についてまとめてみた。 ホウレンソウはチームワークを機能させるために必要で、ホウレンソウはとりわけ信頼構築にとって大切なものということを書いた。 じゃあホウレンソウってどうやったらいいのかということで、ようやく本題に入っていこうかと。 まず、今回はホウレンソウではどんな情報を共有したらいいのかという「ホウレンソウの中身」についてまとめてみる。 またまたバーベキューの例(買い出しグループと火起こしグループ

        • ホウレンソウ(報連相)が大切なわけ

          前回は、ホウレンソウっていったい何なのかについて書いてみた。 結論だけ言うと、ホウレンソウとは「複数人いるからこそうまくいきやすくなる働き(チームワーク)を機能させるための情報の共有」ってことだった。 じゃあ今回はということで、「どうしてホウレンソウが大切なのか」についてまとめてみようかなと。 ところが、前回、ホウレンソウとは「チームワークを機能させるための情報の共有」って言っちゃってるわけで、となると「チームワークを機能させるために必要だから」っていう答えもすぐ出ちゃってる

        誤解を減らすには、からあげ理論

          ホウレンソウ(報連相)ってなんだろう

          「それぐらい自分で考えて動け」 って言われたから、自分なりにあれこれ考えて動いてやってみたら、後から「ちゃんとホウレンソウしろ」と言われる。 「ちゃんとホウレンソウしろ」 って言われたから、こまめに詳しくホウレンソウしてみたのに「それぐらい自分で動け」と言われる。 …いや矛盾しとうやん!!!どっちなん!!?自分の都合やん!!! 学校だったり家庭だったり職場だったり、こんな矛盾に困ってる人って大なり小なりけっこういるんじゃないかと思う。(博多弁かは置いておいて) でも、こ

          ホウレンソウ(報連相)ってなんだろう

          僕は世界を変えてほしくなんかないし変えたいわけでもない

          「世界(社会)を変える」って、最近よく目にも耳にもする。 特に福祉の業界にいると、世界を変えようとする人って多いなと。 現状が決して最高とは言えない状況で、そう言いたくなる考えだったり気持ちだったりはもちろんすごく分かる。 なんだったら、その心意気は素敵だなとも思うし、その目的を成し遂げんとする姿勢は素直に素晴らしいなと思ったりもする。 ただ、僕はなんだかいつもその「世界を変える」を見聞きするたびに違和感を覚えてしまう。 それは、「変える」こと自体はもともと別にプラスもマ

          僕は世界を変えてほしくなんかないし変えたいわけでもない