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「話題が始まる場所」を作るために|始まりは『GOHAN』というメディアでした。

突然ですが、みなさんにはミッションってありますか?
いきなり何を言い出すんだと思うかもしれませんが、私には掲げているミッションがあります。
それは、

世の中から寂しさをなくすこと

引きこもりだった自分のような人を世の中から少しでも減らしたい
孤独を感じる人を少しでも救いたい
あの時の自分を救いたい

私は世の中から寂しさをなくすために、株式会社トピカという会社を立ち上げました。

そんなトピカの始まりは『GOHAN』というメディアです。
その名の通り「ごはんを届けるメディア」からスタートしました。

GOHANから現在の事業内容になるまで何があったのか?
もちろん紆余曲折して今の事業内容に辿り着いています。

トピカに興味を持ってくれた方
興味はなかったけどなんか面白そうだと思ってくれた方

最後までご覧いただけたら嬉しいです。

「GOHAN」にかけた想い

この事業立ち上げのきっかけは、先輩経営者がフードメディアを運営していたからでした。
元々動画で何か起したいという気持ちもあり、アドバイスをいただきながら何をしようか考えていました。

そこで、この領域のことを調べているうちにある違和感を感じます。

「これって全部女性向けの動画じゃない?」

みなさんも一度は目にしたことがあるであろう、
料理動画ってめちゃくちゃオシャレなんです。

オシャレな料理ってもちろん”映え”はします。
一方で、男性の私からすると刺さる料理が一切ありませんでした。

ある時、唐揚げのレシピが目に入ってきたので開いてみると、
なんと、唐揚げのジェノベーゼソースがけというレシピだったんです。

いや待て、唐揚げはニンニク、生姜、醤油のシンプルな味付けが一番うまいだろ!
思わず心の中でこう叫んでしまいました。

でもそこで、ふと我に帰って気づいたんです。
「あ、これって自分はターゲットじゃないんだ」って。

ターゲットじゃない自分が見て、食べたい気持ちがそそられないのはそりゃそうです。

じゃあ僕みたいな、20代後半の独身男性が、いざ料理をしようと思ったときに、
手本となるメディアって何があるんだろうって思って調べてみると、
そんなものは存在しませんでした

その時、これは救わなきゃいけないと思ったんです。

男性が、「早くて安くてうまいレシピ」を気軽に作れる世界を作らなきゃ駄目だと、
なんだか変な使命感に駆られました

それが『GOHAN』というメディアを立ち上げるきっかけです。

もちろん名前におしゃれさはいりません。
わかりやすく「ゴハン」ピッタリじゃないですか?

そうと決まったら、部屋に撮影スペースを作り、そこに机を立て、急いで家電量販店で買ってきたカメラをくくりつけて、早速撮影を始めました。

最初に作った料理は忘れもしない、鶏肉と大根の炒め物。
最初に作った物だから、右も左もわからない時に作った動画だからなおさら印象深いです。

当時は、毎日のように動画を編集・投稿しており、
とにかくPDCAを回しながら、ユーザーさんが求めていることを掴むために毎日必死に更新していました。

もちろん贅沢もできないので、その撮影で使った料理だけを食べる日々。
辛い日々は続いていましたが、
フォロワーさんが増えてくれ、そんな日々の小さな変化にワクワクしたのを覚えています。

徐々に再生数が伸びてきたタイミングで、知人に
「今俺、こんなことやってるんだけど一緒にどう?」と声をかけると、一緒にやってくれると言うんです。仲間も増え、徐々に軌道に乗り始めます。

さらに1年ぐらい経ったあるとき、前職でお世話になっていた人が投資の話を持ちかけてくれました。

もちろん、資金調達をするほどの規模ではなかったのですが、今いるこのユーザーさんを幸せにするためにも認知・拡大って必要だなと思い、資金調達を始めました。

そして、しばらくしてある重大なことに気づきます。

あれ?毎日楽しくメディアを大きくして、料理を作ってワイワイやってるけど、これって儲からないビジネスじゃん!

そうです、全く儲かっていなかったんです。
当時、食品メーカーに営業に行っても、面白がってはくれるけど継続性が少ない広告モデルになってしまっていたんです。

理由は簡単で、男性に対して広告を出しても効果が少ないからです。
食品メーカーや飲料メーカーが広告主につくモデルをやる場合、
財布の紐を握っているのはほぼ女性。
男性向けのメディアに広告を載せても効果が見込めないんです。

ちゃんと会社の未来を考えて動かなきゃ駄目だ。

自分がなんのために会社を経営していたのか、ミッションは何か?
改めて立ち返ってみたんです。

元々トピカは話題が始まる場所をたくさん作る会社
つまり、別にこのビジネスだけをやる必要はないなと思いました。

そう考えると、ただただ楽しんでいたGOHANは…

普通の人だったら、ここでGOHANというメディアは閉じるところですが、
僕はそれだけは絶対にしたくなかったので、一旦続けることに。

そうです、意志を持って続けることを選択しました。

自分で始めたことを自分で辞めるのがすごく嫌だったんです。
なんか悔しいじゃないですか。

きっと何かにつながるだろうと信じて、一円も儲からないのにGOHANは続けたんです。
もちろんメンバーには何度かとめられました笑。
でも僕は

「いや、やめないよ」

この一点張りでした。

意地で続けた部分もあります。
しかし会社のアイデンティティ、DNAとして絶対何かにつながると信じていたんです。

『やりたい』と『できる』
両方兼ね備えているのがトピカの強み

そこからトピカはどんな事業をしているの?って話になると思うのですが、
あるきっかけから「フードソーシャルマーケティング事業」に力を入れて活動を始めます。

きっかけは、SNSの運用が上手くいってないから手伝って欲しいという、あるクライアントさんからの声でした。
自分達が動画メディアをやっていたこともあって、そこの支援ならできるんじゃないかと思ったんです。

具体的には、自社でメディアを作りたい人、特に動画でメディアを作りたい人たちのサポートをさせていただいています。
動画制作から運用、レポーティングまでを一気通貫で行い、企業の売り上げに寄与するサービス。

話題が始まる場所を自分達で作るのではなく、お客さんと一緒に作っていく
これがTOPICA WORKSというサービスなんです。

SNSマーケティング支援の会社さんってたくさんあると思うのですが、
トピカはその中でも「食」に絞ってこの業界でリーダー企業になることを目指しています

フードのSNSマーケティングだったらトピカだよね
そんな状態を作りたいんです。

僕は個人的に、リーダー企業になるにあたっての『資質』をすごく大事に考えています。
やりたいです!って言うのは簡単じゃないですか?
でも『やりたい=できる』とは限らないですよね。

やりたい理由も、できる理由も両方兼ね備えているからこそ素質があると思っていて、
まさにトピカにはその素質があるんです。

それは、『GOHAN』というところから会社のDNAがスタートしていて、
GOHANで働いてくれてた調理スタッフが、この5年間でSNSマーケティングを学びつつ、元々持っていた資格(調理師免許や管理栄養士の資格)をさらにグレードアップしてるからです。

簡単に言うと、調理も、レシピ作りも、動画編集も、写真撮影も、SNSマーケも全部できちゃうよ!ってことです。

これって、SNSマーケティングだけをやってきている会社さんにはない強みだと思っていて、クライアントであるメーカーさんと対等に食品成分の話までできるんです。
成分や調理過程のこだわりをきちんと伝えることができるのはトピカならではです。

実は、メーカーさんってユーザーの声が聞ける機会が少ないんですよ。
その機会をSNS上で作ることが我々が介入する価値になります。
そうすることで、メーカーとユーザー双方向のメディアを実現できると思っています。

それを実現するために、誰よりも食に対して詳しくなければならないですし、もちろんSNSマーケティングの知識もなければいけません。
それがこの5年で体制が整いつつあります。

改めて、あの時GOHANを辞めなくてよかったです。

やっぱりこれが会社のDNAとして残っていますし、GOHANのおかげで今のこの地位が確立できていると思っています。

寂しさをなくすために

先ほども述べたように、まずはフードソーシャルマーケティング業界でナンバーワンになることを目指しているトピカですが、もちろんそこだけをやっていくつもりはありません。

あくまでそれは一つの柱に過ぎず、あと二つの柱も仕込んでいます。
ビジョン「SNS動画マーケティングで消費者の生活を楽しくした企業No.1になる」と掲げており、現在は、広告×SNSの文脈でプロダクトを作っていく予定です。

また、大手PR会社さんと手を組みながら、
動画×採用のマッチングプラットフォームを事業として行っています。

食には全く関係ないのですが、やっぱり僕の軸は「世の中に寂しさをなくすこと」
そのために話題が始まる場所を作っていきたいんです。

結果的に色々なお客さんと一緒に「話題が始まる場所」を100個作って、
消費者の生活を楽しくした企業ナンバーワンになりたいです。

僕は、SNSマーケティングのトップ企業になりたいですし、オンリーワンにもなりたいと思っています。
あくまでナンバーワンになるのは手段の一つなので。
唯一無二の企業を作って、自分達の価値を世に届けたいです。

世の中のより多くのユーザー、企業にとって価値あるサービスを作れるような会社になっていたい

その結果、世の中から少しでも寂しい人が減ったらいいな

そんな風に思っています。

自分で言うのはあれですが、今のうちのフェーズってとても面白いと思います。
誰かに何かを支持されて仕事をするのではなく、自発的に、裁量を持ってチャレンジできる。
まだまだトピカは大きくなります。

そのために一緒に働いてくれる仲間も募集しています。
少しでも興味を持ってくれた人はぜひ一度お話しましょう!

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