介護のお助け本「便利帳」を手元に置いておきましょう
介護サービスって自治体によって独自のサービスがあったりするので、すべてを理解するのが難しいですよね。
そんなときに強い味方になるのが、介護のお助け本「便利帳」です。
1. 便利帳とは
その地域で高齢者が受けられるサービスの内容をまとめた冊子です。
自治体のホームページで情報を入手することもできますが、ホームページのどこに介護サービスの情報があるかを探すだけでもひと苦労です。
冊子にまとまっていると見やすくて助かります。
かなりボリュームがあるので一度ですべてを把握することはできませんが、必要なときに参照できるように手元にあると安心です。
2. どのようなことが載っているのか
介護保険の基本的なしくみや、自治体で受けられるサービスの内容など、さまざまことが載っています。
介護保険のしくみ
介護サービスを利用するための方法
自治体で受けられるサービスの内容
介護保険料 など
▼ 『令和5年度版 介護保険べんり帳』(茨城県稲敷市)の例
3. どのように手に入れるのか
自治体によって異なりますが、多くの自治体で以下のような入手方法があります。
地域包括支援センターや役所に取りに行く
自治体のホームページからダウンロード
役所に電話して郵送してもらう
郵送での対応は特に遠距離介護のときに助かりますよね。
郵送をお願いするときは「遠方に住んでいて、すぐに行くことができないのでお願いしたいのですが」と一言添えてみてください。
4. 便利帳の例
おわりに
介護サービスは自治体によってさまざまなものがあるため、すべてを理解するのは難しいです。
でも、便利帳を活用してある程度のサービス内容を頭に入れておくだけでも、介護の選択肢が広がります。
ぜひ便利帳を手元に置いていつでも参照できるようにしてみてくださいね。
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