あ行はつらいよ
どうも、出水です。
4月。私の小・中・高時代の新学期小話を一つ。
私の名字「いずみ」 と言います。出席番号ではいつも4番目以内でした。(てかほぼ1、2番目)
するとこんなことが起こります。
1. 新学期最初の掃除場所は必ず教室
2. 新学期早々必ず給食当番(高校を除く)
3. 4月中には必ず日直(週番)が回ってくる
4. 自己紹介はだいたいトップバッター
ただでさえ、新しい環境であわあわとしとるのに忙しいっちゃありゃしない。
それに私は緊張しいな性格なので、本当に苦労しました。とほほ。
なので私はいつも「最後の方の子たち羨ましいなぁ」と思ってました。
でも最後の子達には、最後の子たちなりの苦労もあるようで、中学3年の時のクラスメイトに「ヨシダ」という女の子がいました。その子がこんなことを言ってきました。
それはとある昼休み。私は人生で初めて3組になり、なんか嬉しいみたいな事をヨシダちゃんに言ったんです。するとヨシダちゃんは少し顔を歪めながら
「私は絶対3組にだけはなりたくなかったよ。だってさ、3クラスあるうちの3組じゃん、最後じゃん、卒業式でさ卒業証書もらうの一番最後になるから、真ん中に立って最後にお辞儀しなきゃいけないんだよ!もう散々やったし!絶対3組だけは嫌だったのに!」
と。
私はハッとしました。
今まで思いもしなかったので。そんなこと。
この出来事を機に私は、真ん中らへんの子に憧れらようになりました。さ、た、な行の子たちに。
まぁ、結局ないものねだりなんですけどね。
ちなみに、私の結婚相手の条件にはさ、た、な行の名字の人という項目があります笑笑
なんてね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?